ギター独学の始め方|初心者が挫折しない7つの練習ステップと教材の選び方

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「いつかギターで好きな曲を弾いてみたい」「新しい趣味としてギターに挑戦したい」──そんな気持ちを抱えながらも、「独学で本当に弾けるようになるのかな」「音楽の経験がないから途中で諦めてしまいそう」と、なかなか最初の一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

でも、心配はいりません。ギターは、練習の進め方と自分に合った学習スタイルさえ押さえておけば、独学でもしっかり弾けるようになります。

この記事は、これからギターを始めたい方に向けた「独学のための完全ガイド」です。どんな順番で何を練習すればいいのか、どんな教材を選べばいいのか、初心者がつまずきやすいポイントとその乗り越え方まで、まるごと解説していきます。

読み終わる頃には、「自分にもできそう」という手応えと、「早くギターを触ってみたい」というワクワクが湧いてくるはずです。さあ、一緒にギターの世界への扉を開きましょう。

目次

ギターは独学でも弾けるようになる?結論からお伝えします

結論から言うと、ギターは独学でも十分に弾けるようになります。

歴史を振り返ってみても、独学で自分だけのスタイルを築き上げた偉大なギタリストは数え切れないほどいます。そして現代は、YouTube、オンライン講座、アプリなど、質の高い学習コンテンツがインターネット上にあふれている時代。正直なところ、独学でギターを学ぶ環境としては、かつてないほど恵まれています。

ただし、ここで一つ大事なことをお伝えしておきます。「とにかくがむしゃらに練習すれば上手くなる」というわけではありません。残念ながら、多くの人が途中で壁にぶつかり、ギターをやめてしまうのも事実です。

では、挫折する人としない人の違いは何なのでしょうか?それは「効率的な練習の順番を知っているかどうか」です。言い換えれば、ゴールまでの「地図」を持っているかどうか。この記事では、その地図となる具体的なステップを詳しくご紹介していきます。

なぜ多くの初心者が独学で挫折してしまうのか?よくある3つの原因

成功するための方法を学ぶ前に、まずは「なぜ挫折してしまうのか」を理解しておきましょう。失敗のパターンを知っておけば、同じ轍を踏まずに済みます。ここでは、独学でギターを始めた人がつまずきやすい3つの原因を見ていきます。

原因1:ゴールがぼんやりしていて達成感を得られない

挫折の原因として最も多いのが、「何を目指して練習しているのか分からなくなる」というパターンです。

「ギターが上手くなりたい」という気持ちは素晴らしいのですが、これだけでは目標としてはぼんやりしすぎています。毎日の練習で何を達成すればいいのかが見えず、成長している実感も湧きにくくなってしまいます。

人間のモチベーションは、小さな成功体験の積み重ねで維持されるもの。「昨日はできなかったけど、今日はできた!」という喜びこそが、練習を続ける原動力になります。

この壁を乗り越えるには、とにかく具体的で短期的な目標を立てることが大切です。たとえば「今週中にCコードをきれいに鳴らせるようにする」「来月までにこの曲のサビだけ弾けるようになる」といった感じです。小さなゴールをクリアしていく達成感が、挫折を防ぐ第一歩になります。

原因2:練習する順番を間違えて上達を実感できない

「早く曲が弾きたい!」という気持ちが先走って、基礎練習を飛ばしていきなり難しい曲に挑戦してしまう──これも非常によくある失敗パターンです。

たとえるなら、九九を覚えていないのに微分積分の問題を解こうとするようなもの。当然うまくいくはずがなく、「やっぱり自分には才能がないんだ…」と落ち込んでしまう原因になります。

ギターの上達は、スポーツや語学と同じで、段階を踏んで進めることがとても重要です。基礎を固めることは一見遠回りに見えますが、実はそれが最短ルートなのです。この記事の後半で紹介する「7つのステップ」を順番通りに進めることで、着実に上達していけるはずです。

原因3:疑問を解決できずにやる気がなくなってしまう

独学の最大の敵は「孤独」です。

練習していると、「この音で合ってるのかな?」「押さえ方がおかしい気がするけど、どこが間違ってるんだろう?」といった疑問が次々と出てきます。でも、独学だとすぐに聞ける相手がいません。

間違ったフォームや悪いクセが身についてしまうと、あとから修正するのに何倍もの時間がかかります。そして何より、解決できない疑問がどんどん溜まっていくと、練習そのものが億劫になってしまうのです。

この問題を解決するには、完全に一人で抱え込まない仕組みを作ることがポイントです。今は、オンライン教材に付属する質問フォーラムや、SNSのギターコミュニティなどを活用すれば、疑問を投げかけたり、同じ目標を持つ仲間とつながったりすることができます。独学だからといって、孤立する必要はないのです。

独学ギターを成功に導く!7つの練習ステップ

お待たせしました。ここからは、ギターを手にしてから最初の1曲を弾ききるまでの道のりを、7つのステップに分けて解説していきます。この順番通りに進めていけば、挫折の壁を乗り越えて着実にレベルアップできるはずです。焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。

ステップ0:練習を始める前に揃えておきたいもの

本格的な練習に入る前に、まずは必要なアイテムを揃えましょう。スタートラインに立つための大切な準備です。

ギター本体の選び方

ギターは大きく分けて「アコースティックギター(アコギ)」と「エレクトリックギター(エレキ)」の2種類があります。それぞれに特徴があるので、自分がやりたい音楽に合わせて選びましょう。

アコースティックギターは、アンプ(音を増幅する機材)がなくても演奏できるのが魅力です。ギター1本あればどこでも弾けるので、弾き語りに憧れている方にはぴったり。ただし、エレキに比べると弦がやや硬いため、最初のうちは指先が痛くなりやすいという面もあります。

エレクトリックギターは、弦が柔らかくて押さえやすいのが特徴です。ロックバンドのような迫力あるサウンドを出すにはアンプが必要ですが、多彩な音作りが楽しめます。バンドサウンドに憧れている方はこちらがおすすめです。

どちらを選ぶか迷ったら、「自分がどんな曲を弾きたいか」で決めるのが一番です。最初は2万円から3万円程度の初心者セット(必要なものが一式揃っているもの)から始めるのが経済的で良いでしょう。

ギターと一緒に必ず揃えたいアイテム

ギター本体と同時に、以下の3つは必ず手に入れておいてください。

まず、チューナーは絶対に必要です。ギターの音を正しく合わせるための道具で、ヘッド部分に挟んで使う「クリップ式チューナー」が使いやすくておすすめです。スマートフォンのアプリでも代用できますが、周囲の音を拾ってしまうことがあるため、最初はクリップ式が安心です。チューニング(音合わせ)は、毎回練習を始める前に必ず行う習慣をつけてください。正しい音程で練習しないと、上達の妨げになります。

次に、ピックも用意しましょう。弦を弾くための小さな板で、形や硬さにいろいろな種類があります。最初は「ティアドロップ型」か「おにぎり型」で、硬さは「Medium(ミディアム)」という標準的なものを数枚買っておくと良いでしょう。落としたりなくしたりすることも多いので、複数あると安心です。

そして、交換用の弦も忘れずに。弦は消耗品なので、練習中に切れてしまうこともありますし、古くなると音が曇ってきます。理想を言えば1~2ヶ月に一度は交換したいところ。予備を1セット持っておくと、いざというとき慌てずに済みます。

ステップ1:正しい構え方とチューニングをマスターする

アイテムが揃ったら、いよいよギターを手に取ります。まずは正しい構え方から覚えましょう。

椅子に座った状態で、ギターのくびれている部分を右足の太ももに乗せます。そしてボディを体に引き寄せ、右腕の肘をボディの一番膨らんでいる部分に軽く乗せると安定します。背筋は伸ばしつつ、肩の力は抜いてリラックスした姿勢を心がけてください。

構えができたら、チューニングです。チューナーをギターのヘッドに取り付け、6本の弦の音を一本ずつ合わせていきます。ペグ(ヘッドについているネジ状の部品)を回して音程を調整します。6弦(一番太い弦)から順に「E・A・D・G・B・E」という音に合わせるのが標準のチューニングです。

この作業は、毎回の練習前に必ず行ってください。「ちょっと面倒だな」と思うかもしれませんが、正しい音程で練習することは上達の大前提。ここを省略すると、音感が育たなくなってしまいます。

ステップ2:ピックの持ち方と右手のストロークを練習する

次は右手の動かし方を覚えましょう。

ピックは、親指の腹と人差し指の側面で、ちょうど十字になるように挟んで持ちます。ピックの先端が5ミリから1センチくらい出るのが目安です。あまり強く握りすぎず、軽く持つのがコツです。

持ち方ができたら、ストローク(弦を弾く動作)の練習です。まずは6本の弦すべてを上から下に向かって弾いてみましょう。これが「ダウンストローク」です。次に、下から上に向かって弾いてみます。これが「アップストローク」です。

ストロークのポイントは、腕全体を振り回すのではなく、手首のスナップを効かせること。力を入れすぎず、リラックスした状態で振り下ろすと、きれいな音が出ます。最初はぎこちなくても大丈夫。繰り返すうちに自然と滑らかになっていきます。

ステップ3:左手の指を慣らすウォーミングアップ

いよいよ左手の出番です。弦を押さえることに指を慣らすための基礎トレーニングを行いましょう。

まず、一番太い6弦の1フレット(ヘッドに近い側の金属の仕切りのすぐ横)を人差し指で押さえて、右手で弾きます。次に同じ弦の2フレットを中指で、3フレットを薬指で、4フレットを小指で、順番に押さえながら弾いていきます。

6弦が終わったら、5弦、4弦、3弦、2弦、1弦と、同じ動作を繰り返します。1弦まで到達したら、今度は逆方向に1弦から6弦へ戻っていきましょう。

この練習は「クロマチック練習」と呼ばれることもあり、地味に見えますが非常に重要です。指の独立性が高まり、各指を思い通りに動かせるようになります。毎日の練習前のウォーミングアップとして続けると、驚くほど指が動くようになっていきます。

ステップ4:まずは4つの基本コードを覚える

コードとは、複数の音を同時に鳴らす「和音」のことです。ギターで曲を弾くためには、このコードを覚えることが必須になります。

コードの種類は無数にありますが、最初に覚えるべきなのはたった4つ。この4つをマスターするだけで、実は多くの曲が弾けるようになります。ここが最初の大きな壁ですが、焦らずじっくり取り組みましょう。

C(シー)コードは、2弦の1フレットを人差し指、4弦の2フレットを中指、5弦の3フレットを薬指で押さえます。6弦は鳴らさないように注意してください。

G(ジー)コードは、6弦の3フレットを薬指、5弦の2フレットを中指、1弦の3フレットを小指で押さえます。慣れるまでは指が届きにくく感じるかもしれませんが、練習を重ねれば必ずできるようになります。

Am(エーマイナー)コードは、2弦の1フレットを人差し指、4弦の2フレットを中指、3弦の2フレットを薬指で押さえます。Cコードと形が似ているので、Cが押さえられればAmも比較的すぐにできるようになるはずです。

Em(イーマイナー)コードは、5弦の2フレットを中指、4弦の2フレットを薬指で押さえるだけ。4つの中では一番シンプルで、初心者にとって最も押さえやすいコードです。

コードを押さえるときのコツは、指をしっかり立てて、フレットのすぐそばを押さえること。指が寝てしまうと隣の弦に触れてしまい、きれいな音が出ません。一本ずつ弦を弾いて、全部の音がちゃんと鳴っているか確認しながら練習しましょう。

ステップ5:コードチェンジを滑らかにする練習

4つのコードが押さえられるようになったら、次はコードからコードへスムーズに移る「コードチェンジ」の練習です。曲を弾くためには、このコードチェンジがスムーズにできることが欠かせません。

まずはCコードを押さえて、ダウンストロークで4回弾きます(ジャッ、ジャッ、ジャッ、ジャッ)。次に、指を一度離してGコードの形を作り、同じように4回弾きます。この「C→G」の移動を、音が途切れないようにスムーズに繋げられるまで繰り返し練習しましょう。

同じ要領で、「G→Am」「Am→Em」「Em→C」といった組み合わせも練習します。すべての組み合わせが滑らかにできるようになるのが目標です。

最初は指がもたついて、コードが変わるたびに音が途切れてしまうと思います。でも心配いりません。繰り返し練習することで、指が勝手に動くようになっていきます。頭で考えなくても自然に次のコードの形が作れるようになるまで、体に覚え込ませましょう。

ステップ6:覚えたコードで実際に曲を弾いてみる

ステップ5までクリアしたあなたは、もう曲を弾く準備が整っています。

試しに、覚えた4つのコードを「C→G→Am→Em」の順番で弾いてみてください。それぞれ4回ずつストロークして、一定のリズムを保ちながら繰り返します。

どうでしょうか?何だか聴いたことがあるようなメロディが聞こえてきませんか?

実はこのコード進行、世界中の数えきれないヒット曲で使われている「定番の進行」なんです。J-POPでも洋楽でも、このコード進行をベースにした曲は山ほどあります。

つまり、あなたはもう「ただの練習」をしているのではなく、「音楽を奏でている」のです。この感動を大切にしてください。きっと、もっとギターが好きになるはずです。

ステップ7:練習を習慣にして、次の目標を設定する

最初のコード進行が弾けるようになったら、次は練習を「習慣」にすることを意識しましょう。そして、新しい目標を設定してステップアップしていきます。

次の目標としておすすめなのは、新しいコードを覚えること。たとえばFやDといったコードに挑戦してみましょう。また、これまではダウンストロークだけでしたが、アップストロークを混ぜた「オルタネイトストローク」にも挑戦してみると、演奏の幅がぐっと広がります。

さらに、好きな曲を1曲選んで、最初から最後まで通して弾けるようになることを目指すのも素晴らしい目標です。

「小さな成功を積む→新しい目標を設定する→また成功を積む」というサイクルを回し続けること。これが、独学でギターをマスターするための最大の秘訣です。

独学の成功を左右する!失敗しない教材の選び方

7つのステップと並行して、学習をサポートしてくれる「教材」も活用しましょう。独学だからこそ、道に迷わないための「地図」となる良い教材を選ぶことが重要です。ここでは、良質な教材を見極めるためのポイントと、タイプ別の活用法をご紹介します。

教材選びで確認したい3つのポイント

世の中にはギター教材があふれていますが、すべてが良質とは限りません。以下の3つのポイントをチェックして、自分に合った教材を選びましょう。

体系的なカリキュラムがあるか

良い教材には、必ず「ゴールから逆算された学習の流れ」が用意されています。「第1章:ギターの構え方」「第2章:基本コード」というように、学ぶべき順序が明確になっているかどうかを確認しましょう。

情報がバラバラに並んでいるだけの教材は、何から手をつければいいか分からなくなりがちです。「この順番で進めれば大丈夫」という道筋が示されていることが、独学では特に大切です。

映像による解説が含まれているか

本だけで学習する場合の弱点は、「動き」が分かりにくいこと。写真や図だけでは、指の動かし方や手首の使い方といった細かいニュアンスを掴みにくいものです。

DVDやオンライン動画など、実際にプロが演奏している映像を見られる教材を選ぶと、正しいフォームを身につけやすくなります。間違ったクセがつくのを防ぐ意味でも、映像解説は重要なポイントです。

サポート体制が整っているか

教材によっては、購入者向けの質問フォーラムやメールサポートが用意されているものもあります。「これってどうやるの?」という疑問をそのままにせず解決できる環境があると、独学の挫折率は大きく下がります。

完全に一人で進めるのが不安な方は、こうしたサポート体制の有無も教材選びの判断材料にしてみてください。

タイプ別!教材の特徴と賢い使い方

独学で使える教材には、いくつかのタイプがあります。それぞれの長所と短所を理解して、自分に合った組み合わせで活用しましょう。

教則本

書店で手に入る教則本は、比較的安価で情報が体系的にまとまっているのが魅力です。自分のペースでじっくり読み進められるのもメリットでしょう。

一方で、動きが分かりにくく、一人で読み進めるとモチベーションを保ちにくいという面もあります。メインの教材というよりは、知識を整理したり、練習フレーズを確認したりする「辞書」的な使い方がおすすめです。

YouTubeなどの動画サイト

無料で膨大な情報にアクセスできるのが最大の魅力。「この曲の弾き方が知りたい」といったピンポイントの疑問を解決するのに便利です。

ただし、情報が断片的で体系化されていないことが多く、動画によって質にばらつきがあるのが難点。間違った情報を信じてしまうリスクもあります。基礎がある程度固まってから、レパートリーを増やしたり特定のテクニックを学んだりする補助教材として活用するのが賢い使い方です。

オンライン教材・DVD教材

体系的なカリキュラムと映像解説の両方が揃っているのが、このタイプの強みです。サポート体制が整っているものも多く、独学のメイン教材として最も適しています。

教則本などと比べると費用はかかりますが、投資に見合う価値は十分にあります。初心者向けのカリキュラムが組まれており、映像で動きを確認できるため、先ほど紹介した「良い教材のポイント」を満たす一例と言えるでしょう。

スマートフォンアプリ

ゲーム感覚で楽しく練習できるのがアプリの魅力。チューナーやメトロノーム(一定のテンポを刻む機能)が搭載されているものも多く、便利に使えます。

ただし、学べる内容が基礎レベルに限られることが多いため、これだけで上達するのは難しいかもしれません。毎日の基礎練習をサポートするツール、あるいは練習を習慣化するためのきっかけとして活用するのがおすすめです。

初心者がよく抱える疑問に答えます(Q&A)

ここでは、ギターを始めたばかりの方からよく寄せられる質問にお答えします。同じような疑問を持っている方の参考になれば幸いです。

アコギとエレキ、初心者はどちらを選ぶべき?

どちらが正解ということはなく、「自分がやりたい音楽」で決めるのが一番です。

弾き語りがしたいならアコースティックギター、バンドでロックやポップスを弾きたいならエレクトリックギターが向いています。強いて言えば、弦が柔らかいエレキの方が、最初のうちの指の痛みは少ない傾向にあります。でも最終的には、自分が「これを弾きたい!」と思える方を選ぶのが、モチベーションを保つ秘訣です。

練習していると指がすごく痛いのですが…

これは、ギターを始めた人が必ず経験する「通過儀礼」のようなものです。指先の皮が硬くなるまでの辛抱で、むしろ「ちゃんと練習できている証拠」とも言えます。

あまりにも痛い場合は無理せず休憩を取りましょう。毎日少しずつギターに触れていれば、1~2週間もすると指先が慣れてきて、痛みは和らいでいきます。水ぶくれができてしまったときは、しっかり休んでから再開してくださいね。

1日にどれくらい練習すればいいですか?

長時間まとめて練習するよりも、短時間でも毎日ギターに触れる方が効果的です。

理想を言えば30分から1時間ですが、忙しい日は15分でも構いません。大切なのは、練習を「特別なイベント」ではなく「日常の習慣」にすること。歯磨きのように、毎日当たり前にギターを触る生活を目指しましょう。

Fコードがどうしても押さえられません

Fコードは、人差し指1本で複数の弦を同時に押さえる「セーハ(バレー)」というテクニックが必要なため、初心者にとって最大の難関と言われています。最初から完璧に鳴らせなくても、まったく落ち込む必要はありません。

おすすめは、まず1弦と2弦だけを押さえる「簡略フォーム」から練習すること。これでも十分に曲は弾けます。そこから徐々に押さえる弦を増やしていき、最終的に6本すべてを鳴らせるようにステップアップしていきましょう。

また、Fコードが難しいうちは、同じ響きを持つ「Fmaj7」や「Fadd9」といった代替コードを使うという手もあります。完璧を求めすぎず、できることから進めていくのが長続きのコツです。

楽譜が読めなくても大丈夫ですか?

はい、楽譜(五線譜)が読めなくてもギターは弾けるようになります。

ギターには「TAB譜(タブ譜)」という、ギター専用の楽譜があります。これは五線譜の読み方を知らなくても、どの弦のどのフレットを押さえればいいかが一目で分かる便利なもの。多くのギター教材やウェブサイトではTAB譜が使われているので、これさえ読めれば問題ありません。TAB譜の読み方も、10分もあれば覚えられるくらいシンプルです。

手が小さいのですが、ギターは弾けますか?

手の大きさは、ギターを弾く上でそれほど大きなハンデにはなりません。

世界的に活躍しているギタリストの中にも、決して手が大きくない方はたくさんいます。最初は「指が届かない」と感じるコードもあるかもしれませんが、それは手の大きさの問題というより、指の開き方や角度に慣れていないだけのことが多いです。練習を続けるうちに、指は驚くほど柔軟に開くようになります。

どうしても気になる場合は、ネック(指で押さえる部分)が細めに作られているギターを選ぶという方法もあります。

まとめ:あなたのギターライフは今日から始まる

この記事では、初心者が独学でギターを弾けるようになるための練習ステップと、教材選びのポイントについて詳しく解説してきました。

ここで、特に覚えておいてほしいポイントを振り返っておきましょう。

練習は「7つのステップ」の順番を守ることが成功への近道です。基礎を飛ばして難しいことに挑戦すると、挫折の原因になります。

教材を選ぶときは、「体系的なカリキュラム」「映像での解説」「サポート体制」の3つをチェックしましょう。この3つが揃っていれば、独学でも迷わず進んでいけます。

そして、最初の目標は「簡単なコード進行で1曲弾ける」という小さな成功体験を積むこと。その達成感が、次へ進むエネルギーになります。

ギターは、一度弾けるようになれば、あなたの人生をずっと豊かにしてくれる素晴らしいパートナーになります。好きな曲を自分で演奏する喜び、仲間とセッションする楽しさ、いつか自分の曲を作る感動──可能性は無限に広がっています。

「自分には無理かも」と悩む時間は、もう終わりです。この記事を読んだ今日から、あなたの音楽ライフの第一歩を踏み出してください。きっと素晴らしい旅が待っています。心から応援しています!

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