「退職される○○さんへの寄せ書きです。よろしくお願いします!」
職場で突然、色紙やメッセージカードが回ってくる瞬間。お世話になった方の門出をお祝いしたい気持ちはあるのに、いざペンを手にすると「何を書けばいいんだろう…」と手が止まってしまう。そんな経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。
「ありがとうございました」だけだと物足りない気がするし、だからといって長文を書くのもなんだか違う。上司には失礼のないように書きたいけれど、堅すぎるのも他人行儀な感じがする。同期への感謝を自分らしい言葉で伝えたいけれど、うまく表現できない…。こうした悩みは、実はとても多くの人が抱えています。
寄せ書きというのは、受け取った方にとって会社での思い出とともにずっと残り続ける、特別な贈り物です。だからこそ、定型文をそのまま書くのではなく、あなたらしい言葉で心からの気持ちを届けたいですよね。
この記事では、そんな寄せ書きの悩みをまるごと解決します。相手との関係性や退職・異動の理由に合わせた豊富な文例を用意しました。そのままコピーして使えるフレーズはもちろん、避けるべきNG表現、さらには最近話題のオンライン寄せ書きサービスまで、寄せ書きにまつわるあらゆる情報をお届けします。
この記事を読み終える頃には、寄せ書きの前でペンが止まることはなくなるはず。感謝と応援の気持ちがしっかり伝わる、あなただけのメッセージが書けるようになりますよ。
寄せ書きメッセージを構成する5つの基本要素
心に響くメッセージには、実はいくつかの「型」があります。この型を知っておくと、どんな相手にも、どんな状況でも、自分の言葉でメッセージを組み立てられるようになります。ここでは、寄せ書きの骨格となる5つの要素を紹介します。これらを自由に組み合わせて、あなたオリジナルのメッセージを作ってみてください。
1. 感謝の言葉
寄せ書きで最も大切なのは、やはり「ありがとう」という気持ちをストレートに伝えることです。仕事でフォローしてもらったこと、困ったときに声をかけてもらったこと、日頃から気にかけてもらっていたこと。そうした具体的な場面を思い浮かべながら感謝を伝えると、より気持ちが伝わります。
2. 労いの言葉
長年の勤務に対する敬意や、大変なプロジェクトを一緒に乗り越えたことへのねぎらい。特に定年退職される方や、長く勤め上げた方には欠かせない要素です。相手のこれまでの頑張りを認める一言は、思っている以上に相手の心に響くものです。
3. はなむけ・応援の言葉
退職や異動は、新しい人生のスタート地点。相手の未来が素晴らしいものになるよう願う気持ちを言葉にしましょう。「頑張って」というストレートな応援だけでなく、健康を願う言葉や活躍を祈る言葉など、さまざまな表現があります。
4. 人柄や思い出に触れる言葉
「○○さんの笑顔にいつも元気をもらっていました」「○○さんと一緒にランチに行った△△のお店、おいしかったですね」など、その人との具体的な思い出や人柄に触れる一言を添えると、メッセージがぐっとパーソナルなものになります。これこそが、他の誰にも書けない「あなただけのメッセージ」になる部分です。
5. 今後のつながりを示す言葉
「また飲みに行きましょう!」「近くにいらしたときはぜひ連絡ください」といった言葉は、「これでお別れじゃないですよ」というメッセージになります。受け取った方も、こうした言葉があると嬉しいもの。特に親しい間柄であれば、ぜひ添えたい一言です。
【相手別】そのまま使える寄せ書きメッセージ文例集
ここからは、実際に使える文例を相手別にたっぷりご紹介します。そのままコピーして使うのはもちろん、自分なりにアレンジを加えるのもおすすめです。
上司・先輩へ贈るメッセージ
目上の方へのメッセージは、敬意と感謝をベースにしつつ、あなただからこそ伝えられる具体的なエピソードを交えるのがポイントです。堅すぎず、かといって砕けすぎない、ちょうどよいバランスを意識しましょう。
まずは、フォーマルな場面でも安心して使える丁寧な文例から紹介します。改まった雰囲気の送別会や、それほど親しくない上司への寄せ書きにおすすめです。
○○さん、長年にわたるご勤務、本当にお疲れ様でした。公私ともに大変お世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。
在職中は○○部長の的確なご指導のおかげで、たくさんのことを学ばせていただきました。心より感謝申し上げます。
○○さんからいただいた温かい励ましの言葉の数々が、いつも私の支えになっていました。本当にありがとうございました。
○○さんの下で働くことができたこの○年間は、私にとってかけがえのない財産です。
この度はご栄転、誠におめでとうございます。新天地でのますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
○○さんのご指導がなければ、昨年のプロジェクト成功はありませんでした。深く感謝しております。
ご在任中は、未熟な私を根気強くご指導いただき、本当にありがとうございました。
○○さんの仕事に対する姿勢から、社会人として大切なことをたくさん学ばせていただきました。
寂しい気持ちでいっぱいですが、○○さんの新たな門出を心からお祝いいたします。
今後とも変わらぬご指導を賜りますようお願い申し上げます。長い間、本当にありがとうございました。
続いて、日頃から親しくさせていただいている上司・先輩への文例です。敬意を持ちながらも、少しだけ距離感を縮めた表現になっています。
○○さん、○年間本当にお世話になりました!寂しくなりますが、また一緒に飲みに行きましょう!
いつも気さくに声をかけてくださり、職場の雰囲気を明るくしてくださったこと、本当に感謝しています。
○○さんがいないオフィスは想像できませんが、教えていただいたことを胸に刻んで、私たちも頑張ります!
困ったときにいつも的確なアドバイスをくださった○○さんには、感謝しかありません。
○○さんの○○なところ、実はすごく尊敬していました!新しい職場でもお体に気をつけて頑張ってください。
○年間、お疲れ様でした!これからはご自身の時間をたっぷり楽しんでくださいね。
またどこかでお会いできる日を楽しみにしています。本当にお世話になりました!
いつも美味しいお店に連れて行ってくださり、ありがとうございました!あそこのランチ、また行きましょう!
○○さんのその明るさに、チーム全員が何度救われたかわかりません。ありがとうございました!
新天地でも○○さんらしく、持ち前のパワフルさで活躍されることを応援しています!
同期・同僚へ贈るメッセージ
同期や同僚へは、一緒に過ごした時間や共有した思い出を振り返りながら、感謝と応援の気持ちを伝えましょう。少し砕けた表現や、内輪ネタを交えるのもOKです。
まずは、感謝と応援をストレートに伝える文例です。
○○、○年間お疲れ様!同期入社でいろいろあったけど、本当に頼りにしてたよ。ありがとう!
いつも相談に乗ってくれてありがとう。○○がいたから、辛いときも乗り越えられた。
新しい場所でも、○○なら絶対大丈夫!持ち前の明るさで頑張ってね。ずっと応援してる!
○○と一緒に仕事ができて本当に楽しかった!これからもずっと大切な同期だよ。
○年間、本当にお疲れ様。これからは自分の夢に向かって、思いっきり羽ばたいてね!
○○の仕事ぶりにはいつも刺激を受けていました。私も負けないように頑張るよ!
職場が変わっても、定期的に集まろうね!連絡待ってる!
○○の新しい挑戦、心から応援してる!たまには近況報告してね。
○○が同期で本当によかった。今までありがとう!
最高の同僚であり、最高の友人でした。感謝の気持ちでいっぱいです。
次は、一緒に過ごした思い出を織り交ぜた文例です。具体的なエピソードを入れると、より心に残るメッセージになります。
入社したばかりで右も左もわからなかった頃、一緒に励まし合ったのが昨日のことのように思い出されます。
○○と深夜まで残業した後に食べたラーメンの味、一生忘れないよ(笑)。
ランチでいつも話を聞いてくれてありがとう!○○がいなくなると思うと本当に寂しいな。
△△のプロジェクト、大変だったけど○○がいたから乗り切れたよ。本当にありがとう。
会社の飲み会ではいつも盛り上げ役、お疲れ様でした!またみんなで集まろう!
○○のデスクが隣じゃなくなると思うと、不思議な感じがするよ。
悩んだときにいつも背中を押してくれてありがとう。
これからもお互い切磋琢磨していこう!最高のライバルでいてくれてありがとう。
○○と交わした熱い議論の数々も、今となっては良い思い出です。
いつも笑顔をありがとう!新しい職場でも、その笑顔で周りを明るくしてね。
後輩・部下へ贈るメッセージ
後輩や部下へは、これまでの頑張りを認め、成長を称える言葉を贈りましょう。今後の活躍を期待する、温かくも力強いエールが響きます。
成長を称え、これからの活躍を祈る文例からご紹介します。
○○さん、○年間お疲れ様でした。入社した頃と比べて、本当に頼もしくなりましたね。
新しい職場でも、その真面目さと熱心さがあれば、きっとすぐに活躍できるはずです。
君の成長を間近で見られたことが、私にとって何よりの喜びでした。
いつも前向きに仕事に取り組む姿勢に、私のほうが学ばせてもらいました。ありがとう。
自信を持って、次のステージでも頑張ってください。ずっと応援しています。
○○さんがチームにいてくれて、本当に助かりました。感謝しています。
これからも○○さんらしさを忘れずに、新しい環境を楽しんでください。
何かあったらいつでも相談に乗るから、気軽に連絡してね。
君ならどこへ行っても通用する!今後の大活躍を期待しています。
○○さんの今後の輝かしいキャリアを、心から応援しています。
続いて、親しみを込めたアドバイス調の文例です。日頃から親しくしていた後輩へのメッセージにどうぞ。
○○、今までありがとう!たまには無理せず、ちゃんと休むんだよ。
持ち前の明るさと素直さがあれば大丈夫!困ったときは周りの人を頼るんだよ。
○○の頑張りは、みんなが知っているよ。自信を持って!
たまには息抜きも忘れずにね。またご飯でも行こう!
最高の部下でした。本当にありがとう!
最初は心配なこともあったけど(笑)、今では立派な一人前だね。
君のそのガッツにはいつも驚かされていました。その調子で頑張れ!
寂しくなるけど、君の決断を尊重します。頑張ってこい!
○○なら大丈夫。でも、たまには先輩の顔を思い出してね(笑)。
これからの活躍、楽しみに見守っています。
【状況別】シーンに合わせた寄せ書きフレーズ
退職や異動の理由は人それぞれ。ここでは、特定の状況に合わせた一言フレーズをご紹介します。基本のメッセージにこれらを添えるだけで、より気持ちの伝わる寄せ書きになりますよ。
定年退職を迎える方へ
長年の功労への深い敬意と感謝の気持ちを伝えつつ、第二の人生を祝う言葉を添えましょう。
長きにわたるご勤務、本当にお疲れ様でした。
○○さんのご功績に、心より敬意を表します。
これからは、第二の人生をご家族とゆっくり楽しんでください。
今後は、ご趣味の○○を存分に満喫されてくださいね。
私たち後進の目標であり続けた○○さん。本当にありがとうございました。
長年のご指導、ありがとうございました。ゆっくりお体を休めてください。
今後のご健康と、実り多き日々を心からお祈り申し上げます。
退職後もお近くにお越しの際は、ぜひ顔を見せにいらしてください。
○○さんからいただいた教えを胸に、私たちも精進してまいります。
○○年の長きにわたり、会社を支えてくださり、誠にありがとうございました。
転職・栄転で新たなスタートを切る方へ
新しいステージへの挑戦を応援する、前向きな言葉を選びましょう。
この度は、ご栄転おめでとうございます!
新天地でのさらなるご活躍を、心よりお祈りしております。
○○さんのチャレンジ精神、本当に尊敬します。
寂しくなりますが、○○さんの決断を心から応援しています。
新しい環境は大変なこともあるかと思いますが、○○さんならきっと大丈夫!
さらなる飛躍を期待しています!
また業界のどこかでお会いできるのを楽しみにしています。
今回の経験を糧に、次のステージでも頑張ってください。
○○さんの前途が、輝かしいものであることを信じています。
悔いのないよう、思いっきり挑戦してきてください!
異動になる方へ
同じ会社内での異動は、「お別れ」ではなく「またどこかで」という気持ちを込めて。
○○さん、○年間本当にお世話になりました。異動先でもお体に気をつけて頑張ってください!
○○部での○○さんとの日々は、私の宝物です。また社内でお会いしましょう!
新しい部署でも○○さんらしく活躍されることを応援しています。
異動先でも、その明るさで周りを元気にしてくださいね。たまには顔を見せに来てください!
同じフロアじゃなくなるのは寂しいですが、社内なのでまた会えますね。頑張ってください!
新天地での活躍、楽しみにしています。困ったことがあればいつでも声かけてね。
○○さんがいなくなるこの部署、正直やっていけるか心配です(笑)。新しい部署でも頑張ってください!
短い間でしたが、○○さんからたくさんのことを学びました。ありがとうございました。
異動先での新しいチャレンジ、応援しています。また一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。
○○さんの新しいスタートに乾杯!新天地でも持ち前の○○で頑張ってください。
結婚・出産で退職する方へ(寿退社)
お祝いの気持ちを第一に伝えましょう。プライベートに踏み込みすぎず、幸せを願う言葉を贈るのがマナーです。
ご結婚おめでとうございます!末永くお幸せに!
○○さんの幸せそうな笑顔が見られて、私も嬉しいです。
これからは素敵な旦那様と、温かい家庭を築いていってくださいね。
お体を大切に、元気な赤ちゃんを産んでくださいね。
落ち着いたら、ぜひ赤ちゃんの顔を見せに来てください!
○○さんのウェディングドレス姿、楽しみにしていますね!
今まで本当にお疲れ様でした。新しい生活を楽しんでください!
幸せいっぱいの新生活、満喫してくださいね!
○○さんがいなくなるのは寂しいですが、寿退社と聞いて本当に嬉しいです!
ご結婚、心よりお祝い申し上げます。これからも応援しています。
産休・育休に入る方へ
出産を控えた方には、体調を気遣いながら、復帰を楽しみにしている気持ちを伝えましょう。
産休に入られるとのこと、まずはお体を大切にゆっくり過ごしてくださいね。
元気な赤ちゃんに会えるのを楽しみにしています!お体に気をつけて。
○○さんのいない職場は寂しくなりますが、復帰をお待ちしています!
赤ちゃんが生まれたら、ぜひ写真を見せてくださいね!
産休中も無理せず、ゆっくりお過ごしください。復帰後また一緒に働けるのを楽しみにしています。
これから大変なこともあるかもしれませんが、○○さんなら素敵なお母さんになれると思います!
お子さんとの時間を存分に楽しんでくださいね。復帰を心待ちにしています。
安産をお祈りしています!落ち着いたら連絡くださいね。
出産頑張ってください!会社のことは私たちに任せて、今は赤ちゃんのことだけ考えてね。
○○さんの復帰を、チーム一同楽しみにしています。お体お大事に!
病気療養や家庭の事情で退職される方へ
相手の気持ちに寄り添い、体調を気遣う言葉を選びましょう。詳しい理由には触れず、回復を祈る気持ちを伝えることが大切です。
まずはご自身のことを第一に、ゆっくりとお過ごしください。
また○○さんと元気にお会いできる日を、心待ちにしています。
どうかご無理なさらないでくださいね。
○○さんが戻ってこられる日を、チーム一同お待ちしております。
在職中は大変お世話になりました。今はどうかゆっくり休まれてください。
寄せ書きで避けるべきNG表現と知っておきたいマナー
良かれと思って書いた言葉が、思いがけず相手を不快にさせてしまうこともあります。寄せ書きを書く前に、避けるべき表現とマナーを確認しておきましょう。
言葉遣いで気をつけたいこと
上司や先輩など目上の方に「ご苦労様でした」と書くのは避けましょう。「ご苦労様」は本来、目上の人が目下の人をねぎらう言葉とされています。上司や先輩には「お疲れ様でした」を使うのが無難です。
内容で気をつけたいこと
寄せ書きはお祝いの場ですから、ネガティブな内容や失敗談は避けましょう。「あのときの失敗は大変でしたね」のような話題は、本人が思い出したくないかもしれません。
また、説教やアドバイスも不適切です。「次の職場では○○に気をつけたほうがいい」といった上から目線の言葉は、相手を不快にさせる可能性があります。
退職理由などプライベートなことにしつこく触れるのも控えましょう。本人が公にしていない情報に言及するのはマナー違反です。
さらに、他の人と比較するような内容は絶対にNGです。「○○さんより仕事が早かった」のような表現は、誰かを貶めることになりかねません。
書き方で気をつけたいこと
赤ペンで書くのは避けましょう。赤字は「赤字(損失)」を連想させ、縁起が悪いとされています。お祝いのメッセージには、黒や青のペンを使うのがベターです。
また、スペースを取りすぎないことも大切です。寄せ書きは他の人も書くための共有スペースですから、自分だけが目立とうとして過剰に場所を使うのはやめましょう。
メッセージをもっと印象的にする3つのコツ
最後に、あなたのメッセージをさらに特別なものにするための簡単なテクニックを3つご紹介します。
具体的なエピソードを一文だけ添える
「いつも相談に乗ってくださり、ありがとうございました」という言葉だけでも十分ですが、ここに「特に△△の件で悩んでいたとき、親身に話を聞いてくださったおかげで乗り越えられました」という一文を添えると、感謝の深さが格段に伝わります。長々と書く必要はなく、具体的な場面を一つだけ思い出して添えるだけで効果的です。
親しい間柄ならニックネームで呼びかける
普段から使っているニックネームがあれば、メッセージの冒頭で使ってみましょう。「○○部長」ではなく「○○さん」と呼ぶだけでも、親しみが増します。ただし、フォーマルな場面や、それほど親しくない相手の場合は、通常の呼び方にしておくのが無難です。相手との関係性を考慮して使い分けてください。
未来に向けたポジティブな言葉で締めくくる
メッセージの最後は、必ず前向きな言葉で終わりましょう。「今後のご活躍をお祈りしています」「○○さんの未来が輝かしいものであることを信じています」といった言葉は、相手に勇気と希望を与えます。送り出す側として、相手の背中を押すような一言で締めくくりましょう。
以下に、締めくくりにぴったりのフレーズをいくつかご紹介します。
○○さんの新たな挑戦が、素晴らしいものであることを心から願っています。
この先の道が、たくさんの笑顔であふれていますように。
○○さんの前途が、洋々たるものであることをお祈り申し上げます。
私たちも、○○さんに負けないよう精一杯頑張ります!
どうかお元気で。またお会いできる日を楽しみにしています!
○○さんのご健康と、輝かしい未来に乾杯!
便利なオンライン寄せ書きサービス
最近では、紙の色紙だけでなく、オンラインで寄せ書きを作成できるサービスも人気を集めています。リモートワークが増えた今、離れた場所にいるメンバーからもメッセージを集められるのは大きなメリットですよね。ここでは、代表的なオンライン寄せ書きサービスをいくつかご紹介します。
オンライン寄せ書きサービスのメリット
オンライン寄せ書きには、紙の色紙にはない便利さがあります。
まず、場所を選ばずメッセージを集められること。支店が複数ある会社や、リモートワーク中のメンバーが多い職場でも、全員からメッセージを集められます。
また、写真や動画を添付できるサービスも多く、より華やかで思い出深い寄せ書きに仕上がります。デジタルデータとして保存できるので、紙のように劣化する心配もありません。
さらに、期限を設定してURLを共有するだけでメッセージを募集できるので、幹事さんの負担も軽減されます。
主なオンライン寄せ書きサービス
yosetti(ヨセッティ)は、国内で人気の高いオンライン寄せ書きサービスの一つです。無料プランでもある程度の機能が使え、有料プランではより多くのデザインや機能が利用可能。完成した寄せ書きは印刷して製本することもできます。
スゴヨセは、豊富なデザインテンプレートが魅力のサービスです。写真の配置なども自由度が高く、オリジナリティのある寄せ書きが作れます。
Canva(キャンバ)は、本来はデザインツールですが、寄せ書き用のテンプレートも豊富に用意されています。デザインにこだわりたい方におすすめです。
サービスによって料金体系や機能が異なるので、予算や用途に合わせて選んでみてください。無料で試せるものも多いので、まずは気軽に使ってみるのがおすすめです。
色紙以外の寄せ書きアイデア
従来の色紙も素敵ですが、最近はさまざまな形式の寄せ書きが登場しています。受け取る方の好みや、贈るシーンに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
メッセージブック・アルバム
小さなカードにそれぞれがメッセージを書き、それを一冊のアルバムやブックにまとめる方法です。各ページに写真を添えることもでき、より思い出深い贈り物になります。本棚にも収まりやすく、保管しやすいのもポイントです。
メッセージボトル
小さな紙にメッセージを書いて丸め、おしゃれな瓶に入れるアイデアです。見た目がかわいらしく、インテリアとして飾ることもできます。メッセージを読むたびに、クジを引くようなワクワク感も味わえます。
ぬいぐるみやグッズに寄せ書き
布製のぬいぐるみやクッションに、布用ペンでメッセージを書き込むというアイデアもあります。お気に入りのキャラクターのぬいぐるみを使えば、受け取る方の笑顔も広がりそうですね。
動画メッセージ
各自がスマートフォンで短いメッセージ動画を撮影し、一つの動画にまとめて贈る方法です。文字では伝えきれない表情や声のトーンが伝わり、感動的な贈り物になります。編集の手間はかかりますが、特別な送別の場にはぴったりです。
オリジナルグッズ
マグカップやTシャツ、トートバッグなどにメッセージやイラストをプリントして贈るのも素敵です。日常的に使えるアイテムなので、実用的でありながら思い出を身近に感じてもらえます。
まとめ:心を込めた一言で、最高の門出を祝おう
寄せ書きは、単なるメッセージカードではありません。それは、あなたがその人と一緒に過ごした時間、共有した思い出、そして感謝の気持ちを形にした、かけがえのない贈り物です。
この記事でご紹介したたくさんの文例やコツは、あなたの気持ちを言葉にするための「きっかけ」にすぎません。大切なのは、文例をそのまま使うことではなく、相手への感謝や応援の気持ちを、あなたらしい言葉で伝えることです。
上手に書こうと気負う必要はありません。「ありがとう」「頑張って」という素直な気持ちが伝われば、それで十分。あなたの温かい言葉が、退職・異動される方の新しい一歩を照らす光になることを願っています。
