「そろそろダウンジャケットの出番かな?」
「今日の気温でダウンを着たら、暑すぎて浮かないかな…」
秋の終わりから冬にかけて、こんな風にクローゼットの前で悩んだ経験、あなたにもきっとあるはず。毎朝、天気予報の気温とにらめっこしながら、「今日はダウン?それともコート?」と迷い、結局いつもの無難なアウターに手を伸ばしてしまう…そんなループから抜け出したいと思いませんか?
ダウンジャケットは本当に暖かくて頼れるアイテムですが、着るタイミングを間違えると、電車の中で汗だくになったり、「まだ早くない?」という視線を感じたりすることも。実は意外と着こなしが難しいアウターなんです。
でも、もう大丈夫。この記事を読めば、そんな悩みとはサヨナラできます。
ここでは「ダウンジャケットは気温何度から着るのが正解か?」という疑問に、明確な答えをお伝えします。さらに、ダウンの基礎知識から気温別のおしゃれなコーディネート術、やりがちなNG例、そして20~30代に人気のブランド紹介まで、ダウンにまつわる情報をまるっと網羅しました。
この記事を最後まで読み終えたとき、あなたはもうダウンの出番で迷うことはないでしょう。自信を持ってダウンを羽織り、寒い季節のおしゃれを心から楽しめるようになるはずです。
【結論】ダウンジャケットの出番は「最高気温13度以下」が目安
まずは結論からお伝えしましょう。ダウンジャケットを快適に着られる気温の目安は「最高気温が13度を下回る日」です。
この気温帯は、多くの人が「肌寒い」から「寒い」へと感覚が切り替わるライン。風が吹けば体感温度はさらに下がり、薄手のコートやトレンチコートでは少し心もとなく感じ始めるタイミングです。
もちろん、寒さの感じ方には個人差があります。冷え性の人とそうでない人では、同じ気温でも感じ方はまるで違いますよね。インナーに何を着るか、風の強さ、湿度によっても体感は大きく変わってきます。とはいえ、「13度」という数字をひとつの基準として覚えておけば、毎朝の服装選びがぐっとラクになるはずです。
いつからいつまで着られる?地域別のシーズン目安
「13度以下」という基準は分かったけれど、具体的に何月から何月まで着られるのかも知りたいところですよね。日本は南北に長い国なので、住んでいる地域によって気候が大きく異なります。ここでは、代表的なエリアごとに、一般的なダウンの着用シーズンをまとめてみました。
北海道・東北エリアでは、10月下旬から4月中旬頃までがダウンの活躍期間。半年近くお世話になることになりますね。東京・関東から関西エリアにかけては、11月下旬から3月下旬頃が目安となります。福岡・九州エリアでは、12月上旬から3月上旬頃と、比較的短いシーズンで済むことが多いでしょう。
これらはあくまで平均的な目安なので、その年の気候や急な寒波によって前後することもあります。衣替えの計画を立てるときの参考にしてみてください。
これだけは避けたい!ダウンジャケットを着るときのNG例
ダウンジャケットは暖かくて便利なアイテムですが、着こなしを間違えると残念な印象になってしまうことも。ここでは、20~30代の社会人がやりがちなNG例をチェックしておきましょう。
気温を無視して「まだ早い」時期に着てしまう
最高気温が15度以上ある日にしっかり厚手のダウンを着ていると、周囲から「気が早い人だな」と思われがち。電車や室内では暑くて汗をかき、せっかくのコーディネートも台無しになってしまいます。11月上旬など、まだ日中暖かい日が多い時期は、ライトダウンやダウンベストで様子を見るのがスマートです。
インナーを着込みすぎて着膨れする
「寒そうだから」と、厚手のニットにダウンジャケットを重ねると、ボリュームが出すぎてシルエットが崩れてしまいます。ダウンジャケットは本来、薄手のインナーでも十分暖かいのが魅力。室内に入ったときに暑くなりすぎる原因にもなるので、インナーは引き算を意識してみてください。
サイズ選びを間違える
大きすぎるダウンはだらしない印象に、小さすぎると窮屈で動きにくく、見た目もパンパンに見えてしまいます。購入時は実際に試着して、肩のラインが合っているか、腕を動かしたときに突っ張らないかをしっかり確認しましょう。ネットで買う場合は、サイズ表をしっかりチェックして、自分の普段のサイズと比較することが大切です。
シーンに合わないダウンを選ぶ
カジュアルなアウトドアテイストのダウンを、きれいめなオフィスカジュアルに合わせると、ちぐはぐな印象になりがち。逆に、エレガントなダウンコートでアウトドアに出かけるのも少し違和感がありますよね。ダウンジャケットにも「顔」があるので、着ていくシーンに合った一着を選ぶことが大切です。
お手入れを怠ってくたびれた印象になる
何シーズンも洗わずに着続けていると、襟元や袖口の汚れが目立ったり、羽毛がへたってボリュームが落ちたりしてきます。どんなに良いダウンでも、くたびれた状態では魅力が半減。シーズン終わりにはきちんとケアして、来年もきれいな状態で着られるようにしましょう。
なぜ暖かい?今さら聞けない「ダウン」の基礎知識
そもそも、どうしてダウンジャケットはこんなに暖かいのでしょうか?その秘密は、素材と構造にあります。自分に合った一着を選ぶためにも、まずはダウンの基礎知識を押さえておきましょう。
「ダウン」と「フェザー」の違いを知ろう
ダウン製品の品質表示を見ると、「ダウン○○%、フェザー○○%」という表記がありますよね。この比率が、暖かさと着心地を左右する重要なポイントになっています。
ダウンとは、水鳥の胸元から採れる、芯を持たないふわふわの羽毛のこと。タンポポの綿毛のように放射状に広がった形をしていて、その隙間に大量の空気を溜め込みます。この動かない空気の層が断熱材の役割を果たし、体温を逃がさない仕組みになっているんです。これが、ダウンが暖かい最大の理由です。
一方、フェザーは軸(芯)を持つ、いわゆる「羽根」のこと。保温性ではダウンに劣りますが、適度な弾力性と復元力を持っています。ダウンの間に混ぜることで、型崩れを防いだり、ジャケット全体のボリューム感を保ったりする役割を担っています。
一般的に、ダウンの混合率が70%以上のものが良質とされています。暖かさを重視するなら、ダウン90%・フェザー10%といった高配合の製品を選ぶのがおすすめです。
暖かさの指標「フィルパワー(FP)」とは?
ダウン製品を選ぶときによく目にする「フィルパワー(FP)」という数値。これは、羽毛1オンス(約28.4g)あたりの体積を示す単位で、羽毛の「かさ高さ」や「復元力」を表しています。
数値が高いほど、少ない羽毛でたくさんの空気を含むことができるため、「軽くて暖かい」高品質なダウンの証明になります。具体的な目安としては、550~600FPが良質ダウンで街着には十分な暖かさ、600~700FPが高品質ダウンで本格的な冬にも対応、700FP以上は最高品質で登山など過酷な環境でも活躍するレベルです。
街での着用がメインなら、600FPもあれば申し分ない性能。予算とのバランスを見ながら、この数値を参考にしてみてください。
種類別の特徴を押さえて最適な一着を
ダウンウェアには、丈の長さやデザインによっていくつかの種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分のライフスタイルに合ったものを選びましょう。
ショート丈のダウンジャケットは、動きやすさが最大の魅力。スポーティーで軽快な印象を与え、ボトムスを選ばず様々なコーディネートに合わせやすいのがポイントです。ただし、腰回りが覆われないため、真冬の防寒性ではコートタイプに劣ります。車移動が多い人や、アクティブに動きたい人、着回し力を重視する人におすすめです。
ミドル~ロング丈のダウンコートは、防寒性の高さが魅力。腰やお尻まですっぽり覆うので、寒さが厳しい日も安心です。縦のラインが強調されるため、きれいめな印象や大人っぽい雰囲気を演出しやすいのもメリット。通勤・通学で屋外にいる時間が長い人や、防寒性を最優先したい人に向いています。
ダウンベストは、袖がない分、腕周りが動かしやすく体温調節がしやすいアイテム。秋口から春先まで長いシーズン活躍してくれます。単体での防寒性は低いため重ね着が前提になりますが、コーディネートの幅を広げたい人や、車・電車での移動が多い人には重宝するでしょう。
【気温別】もう迷わない!ダウンジャケットのおしゃれコーデ術
ダウンを着こなす上で大切なのが、気温に合わせたインナー選びと全体のバランスです。ここでは、具体的な気温帯ごとに、着膨れせずおしゃれに見えるコーディネート例を、メンズ・レディースそれぞれご紹介します。
【気温13~15度】秋から冬への端境期は「薄手ダウン」で調整
最高気温が15度前後、最低気温が10度を下回るような、秋の終わりから初冬にかけての季節。日中は暖かくても、朝晩や日陰ではひんやりした空気が肌に触れます。この時期は、軽くて薄手の「ライトダウン」や「ダウンベスト」が活躍するタイミングです。
レディースできれいめに仕上げるなら、ハイゲージニットのタートルネックに、ワイドパンツやプリーツスカートを合わせ、その上からダウンベストをON。足元はローファーやショートブーツで引き締めると、上品なカジュアルスタイルが完成します。
レディースでカジュアルに着こなすなら、ボーダーのロングTシャツや薄手のスウェットパーカーの上に、ライトダウンジャケットを羽織るスタイル。ボトムスはデニムやカーゴパンツ、足元はスニーカーで軽快にまとめましょう。
メンズできれいめに決めるなら、ボタンダウンのオックスフォードシャツに、ウール素材のスラックスを合わせ、インナーダウンとしてダウンベストを活用。その上からジャケットやトレンチコートを羽織れば、ビジネスシーンにも対応できる洗練されたレイヤードスタイルになります。
メンズでカジュアルにするなら、フランネルシャツやスウェットの上にライトダウンジャケットを羽織り、チノパンやコーデュロイパンツを合わせるコーデ。ニット帽やキャップを加えると、こなれた印象がアップします。
【気温10~12度】日中も肌寒い日は「厚手ダウン×薄手インナー」
最高気温が10度前後になると、いよいよ本格的なダウンジャケットの出番です。ただし注意したいのが、ショッピングモールや電車内は暖房が効いていることが多いということ。インナーを着込みすぎると汗をかいてしまうので、「アウターでしっかり防寒、インナーは軽めに」が合言葉です。
レディースできれいめスタイルなら、程よく厚みのあるダウンジャケットに、インナーは薄手のハイネックニットやブラウスをチョイス。ボトムスはタイトスカートやセンタープレスのパンツで縦のラインを意識すると、着膨れせずすっきりした印象になります。
レディースでカジュアルに着るなら、ボリューム感のあるダウンジャケットを主役に、インナーはシンプルなロゴTシャツやサーマルカットソーで引き算。ボトムスは黒のスキニーパンツやリブニットパンツでまとめると、メリハリのあるシルエットが作れます。
メンズできれいめに仕上げるなら、上質な素材感のダウンジャケットを選び、インナーはクルーネックの薄手ニットでシンプルに。ボトムスは細身のジーンズやスラックスで、足元はレザーシューズを合わせると都会的でクリーンな印象に。
メンズでカジュアルに楽しむなら、防風・撥水性に優れた機能的なダウンジャケットに、薄手のパーカーやロングスリーブTシャツを合わせて。ボトムスはスウェットパンツやクライミングパンツ、足元はトレッキングシューズなどでまとめると、今っぽいアウトドアミックススタイルが楽しめます。
【気温5~9度】冬本番の寒さは「厚手ダウン×ニット」で万全に
最高気温が10度を下回り、最低気温が氷点下に近づく冬本番。この時期は、保温性の高い厚手ダウンと暖かなニットを組み合わせた王道スタイルが基本です。着膨れを防ぐコツは、色使いやシルエットのバランスにあります。
レディースできれいめに着こなすなら、ネイビーやベージュ、グレージュなど上品なカラーのダウンコートを選び、インナーにはカシミヤやウール素材のタートルネックニットを。ボトムスはIラインを強調するナロースカートやストレートパンツ、足元はヒールのあるブーツで、暖かさとスタイルアップを両立させましょう。
レディースでカジュアルにするなら、ショート丈のダウンジャケットに、ケーブル編みなどのざっくりニットを合わせて。ボトムスはコーデュロイのワイドパンツや裏起毛のデニムで暖かく。ダウンとニットを同系色でまとめると、統一感が出て洗練された印象になります。
メンズできれいめスタイルなら、ハーフ丈のダウンコートに、ミドルゲージのタートルネックニットやモックネックニットを合わせて。パンツはウールのフランネルスラックスなどで上品に仕上げ、マフラーやレザーグローブをプラスすると、より季節感のある着こなしになります。
メンズでカジュアルに決めるなら、ボリュームのあるダウンジャケットに、厚手のスウェットやヘビーウェイトのパーカーを。ボトムスは太めのカーゴパンツやペインターパンツでワークテイストに。全体をダークトーンでまとめつつ、インナーやソックスで差し色を入れるのがおしゃれに見せるコツです。
【気温4度以下】凍える寒さには「ダウンコート+小物」で完全防備
最高気温が5度を下回る、一年で最も寒い時期。肌を刺すような冷たい風や、時には雪が舞う日には、防寒対策を最優先したコーディネートが必須です。保温性抜群のダウンコートを主軸に、「首・手首・足首」の3つの首を温める小物をフル活用しましょう。
アウターは、お尻まですっぽり隠れるロング丈のダウンコートや、フィルパワーの高い本格的なダウンジャケットが最適。フード付きのデザインなら、頭や首周りを冷たい風からしっかり守ってくれます。
インナーは、保温性に優れたヒートテック系インナーを着用した上で、ウールのセーターや裏起毛のスウェットを重ねるのがおすすめ。ただし、室内に入ったときのことも考えて、脱ぎ着しやすいレイヤードを心がけましょう。
小物は防寒の強い味方。大判のマフラーやストールで首元をしっかりガードし、手袋も必須アイテムです。足元は厚手のソックスに、防水・防滑仕様のスノーブーツやレザーブーツを合わせると安心。メンズ・レディース問わず、この完全防備スタイルで厳しい寒さを乗り切りましょう。
【シーン別】20~30代におすすめのダウンブランド8選
ダウンジャケットは多くのブランドから発売されていますが、それぞれに得意分野や個性があります。ここでは、20~30代の社会人に特におすすめしたいブランドを、想定される利用シーン別にご紹介します。
【アウトドア・タウン両用】ザ・ノース・フェイス
1968年にアメリカ・サンフランシスコで誕生したアウトドアブランドの代表格。洗練されたデザインと確かな機能性で、アウトドアシーンのみならずファッションの世界でも絶大な支持を集めています。
代表作の「ヌプシジャケット」や「バルトロライトジャケット」は、優れた保温性を持ちながら、街でも映えるスタイリッシュなデザインが魅力。紅葉狩りやドライブなど、屋外での活動と街歩きの両方を楽しみたい日にぴったりです。20~30代の男女問わず人気が高く、カジュアルコーデの定番として持っておいて損はないブランドです。
【キャンプ・アウトドア】モンベル
1975年に日本で誕生した、世界に誇るアウトドアブランド。「Function is Beauty(機能美)」と「Light & Fast(軽量と迅速)」をコンセプトに、高品質かつ高性能な製品を開発し続けています。
モンベルのダウンは、驚くほど軽量でありながら抜群の保温性を誇り、スリムなシルエットで動きやすいのが特徴。キャンプでのテント設営作業や、ゴルフのスイングなど、アクティブな動きが求められるシーンでその真価を発揮します。コストパフォーマンスも優秀なので、本格的なアウトドアダウンの入門としてもおすすめです。
【旅行・帰省】ユニクロ
日本が世界に誇るライフウェアブランド。ユニクロの代名詞ともいえる「ウルトラライトダウン」は、驚異的な軽さと暖かさを両立しています。
最大の魅力は、付属のポーチに収納すれば手のひらサイズに収まる圧倒的な携帯性。気温の変化が読めない旅行先や、荷物をコンパクトにまとめたい帰省時に、カバンに一つ忍ばせておけばこれほど心強い存在はありません。高品質でありながら手に入れやすい価格も大きな魅力で、一着は持っておきたい実用派ダウンです。
【通勤・ビジネス】ヘルノ
1948年にイタリアで創業した老舗高級アウターウェアブランド。元々はレインコートから始まりましたが、現在ではラグジュアリーなダウンウェアで高い評価を得ています。
ヘルノのダウンは、ダウン特有のステッチやボリューム感を巧みに抑え、まるで上質なウールコートのような流麗でエレガントなシルエットが特徴。ビジネススーツの上から羽織っても様になる品格があり、通勤や休日の街歩きをスタイリッシュに格上げしてくれます。30代で「そろそろ大人のダウンを」と考えている方にぴったりです。
【極寒地・真冬の通勤】カナダグース
1957年にカナダ・トロントで創業した、極寒地仕様のダウンウェアブランド。北極圏での探検やエベレスト登山など、過酷な環境で使用されてきた実績を持ちます。
その保温性は他ブランドの追随を許さないレベルで、日本の真冬でも余裕を持って過ごせます。シンプルながら存在感のあるデザインは、カジュアルからきれいめまで幅広いスタイルにマッチ。寒さが厳しい地域に住んでいる方や、真冬の通勤・通学で屋外を歩く時間が長い方におすすめです。価格は高めですが、長く使える一生モノの一着になるでしょう。
【デート・街歩き】タトラス
2006年にイタリア・ミラノで誕生した比較的新しいブランドながら、瞬く間に人気を獲得したダウンウェアブランド。日本、イタリア、ポーランドの3カ国の強みを融合させた製品づくりが特徴です。
タトラスのダウンは、とにかくシルエットが美しい。体のラインに沿った細身のデザインで、ダウン特有の着膨れ感を感じさせません。シンプルで洗練されたデザインは、デートや休日の街歩きにぴったり。20~30代の男女から支持を集めており、「おしゃれなダウン」を探している方に特におすすめしたいブランドです。
【本格派・品質重視】ナンガ
1941年に滋賀県で創業した、日本が誇る老舗羽毛メーカー。元々は布団や寝袋を作っていた会社で、羽毛に対する知識と技術は国内随一です。
ナンガのダウンジャケットは、国産の高品質なダウンと職人の丁寧な縫製が魅力。独自開発の「オーロラテックス」という素材を使った製品は、防水性も備えており、雪や小雨程度なら問題なく着用できます。「いいものを長く使いたい」「品質にこだわりたい」という本格派の方におすすめ。知る人ぞ知るブランドとして、周りと被りにくいのもポイントです。
【カジュアル・普段使い】ダントン
1935年にフランスで創業したワークウェアブランド。シェフやホテルスタッフのユニフォームを作っていた歴史があり、シンプルで実用的なデザインが特徴です。
ダントンのダウンジャケットは、ころんとした丸みのあるシルエットがかわいらしく、カジュアルなコーディネートにぴったり。胸元のひし形ロゴがさりげないアクセントになっています。価格も比較的手頃で、普段使いのダウンとして気軽に着られるのが魅力。メンズ・レディースともに展開があり、カップルでお揃いにするのもおすすめです。
大切な一着を来シーズンも美しく。ダウンのお手入れ・保管術
高価なものも多いダウンジャケット。適切なケアをすることで、暖かさと美しさを何年も保つことができます。ここでは、シーズン終わりの「洗濯」と「保管」のポイントをお伝えします。
まずは洗濯表示をチェック!家庭で洗える?
ダウンを洗う前には、必ず内側についている品質表示タグを確認しましょう。「家庭洗濯不可」(桶に×マーク)の表示がある場合は、無理せずクリーニング店にお任せするのが賢明です。
「手洗い可」(桶に手のマーク)の表示があれば、家庭でも洗濯できます。以下の手順で、優しく丁寧に洗いましょう。
まず準備として、おしゃれ着洗い用の中性洗剤とダウンが浸かる大きさの桶を用意します。アルカリ性の一般洗剤は羽毛を傷める可能性があるので避けてください。
洗い方は、30度以下のぬるま湯に洗剤を溶かし、ダウンジャケットを優しく沈めて20~30回ほど「押し洗い」します。襟元や袖口など汚れが気になる部分は、スポンジや柔らかい布に洗剤をつけて軽く叩くようにして汚れを落としましょう。
すすぎは、洗剤が残らないよう、きれいな水に交換して2~3回優しく押し洗いします。柔軟剤は羽毛の撥水性を損なうことがあるため、使用は控えましょう。
脱水と乾燥は、洗濯機で30秒~1分ほど軽く脱水するか、バスタオルで挟んで水気を吸い取ります。その後、羽毛が均等になるよう形を整え、厚みのあるハンガーにかけて風通しの良い日陰で完全に乾かします。完全に乾くまでには数日かかることも。乾燥途中で時々手で軽く叩いて羽毛をほぐすと、ふんわりと仕上がります。
シーズンオフの正しい保管方法
来シーズンもダウンを最高の状態で着るためには、保管方法がとても重要です。
クリーニングから戻ってきた際にかかっているビニールカバーは、必ず外しましょう。通気性が悪く、湿気がこもってカビの原因になります。不織布などの通気性の良いカバーにかけ替えるのがベストです。
保管は畳まずにハンガーにかけて吊るすのが理想。畳んで収納すると羽毛が潰れてしまい、保温性の低下につながります。肩のラインに合った厚みのあるハンガーを使いましょう。
クローゼット内では、他の衣類と密着させないことがポイント。ダウンがふんわりと膨らんだ状態を保てるよう、十分なスペースを確保してください。湿気対策として除湿剤を入れておくとさらに安心です。
ダウンジャケットに関するよくある質問(FAQ)
ダウンジャケットについて、よく聞かれる疑問をまとめました。気になる項目があればチェックしてみてください。
- ダウンジャケットとウールコート、どっちが暖かい?
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保温性だけで比較すると、一般的にダウンジャケットの方が暖かいです。ダウンは空気を大量に含んで断熱層を作るため、軽い着心地で高い保温性を実現できます。一方、ウールコートは風を通しにくく、見た目にも上品なのが魅力。真冬の寒さにはダウン、秋~初冬やフォーマルなシーンにはウールコート、と使い分けるのがおすすめです。
- ダウンジャケットは何年くらい持つ?
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適切にお手入れすれば、5~10年程度は十分に着られます。ただし、毎日着用したり、お手入れを怠ったりすると、3~4年でへたりや汚れが目立ってくることも。シーズン終わりにはクリーニングや洗濯をして、正しく保管することが長持ちの秘訣です。羽毛が抜けてきたり、暖かさを感じにくくなったら買い替えのサインです。
- ダウンの臭いが気になるときは?
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ダウンジャケットの独特な臭いは、羽毛に含まれる油分や汗、湿気が原因です。まずは風通しの良い日陰に干して、中の空気を入れ替えましょう。それでも気になる場合は、洗濯するのが効果的。洗えない素材の場合は、消臭スプレーを使った後にしっかり乾燥させるか、クリーニング店に相談してみてください。
- 雨の日にダウンジャケットを着ても大丈夫?
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小雨程度であれば問題ありませんが、ダウンは水に弱い素材です。濡れると羽毛が固まって保温性が落ち、乾燥にも時間がかかります。本降りの日は避けた方が無難。どうしても着たい場合は、撥水加工が施された製品を選ぶか、防水スプレーをかけておくと安心です。ナンガのオーロラテックスなど、防水仕様のダウンもあります。
- ダウンとフェザーの比率、どれくらいがいい?
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一般的に、ダウン率70%以上のものが良質とされています。暖かさを重視するなら、ダウン90%・フェザー10%程度の高配合がおすすめ。ただし、フェザーにはジャケットの型崩れを防ぐ役割もあるので、ある程度混合されている方がバランスは良いです。購入時は品質表示をチェックしてみてください。
- インナーダウンって何?普通のダウンと何が違う?
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インナーダウンは、コートやジャケットの下に着ることを想定した薄手のダウンウェアのこと。軽量でかさばらず、普段のアウターにプラスして保温性を高められます。ライトダウンやウルトラライトダウンと呼ばれることも。単体で着るというよりは、レイヤードの一枚として活用するアイテムです。
- ダウンジャケットはクリーニングに出すべき?
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手洗い可の表示があれば家庭でも洗えますが、高価なダウンや、羽毛が出てきやすいものはクリーニング店にお任せした方が安心です。特に「ウェットクリーニング」に対応したお店なら、羽毛を傷めずにきれいに仕上げてくれます。シーズン終わりに一度クリーニングに出して、きれいな状態で保管するのがおすすめです。
まとめ:ダウンを賢く着こなして、冬のおしゃれを楽しもう
この記事では、ダウンジャケットを着る気温の目安から、やりがちなNG例、賢い選び方、気温別のコーディネート術、おすすめブランド、そして長持ちさせるお手入れ方法まで、幅広くお伝えしてきました。
最後に、押さえておきたいポイントを振り返りましょう。
ダウンジャケットを着始める気温の目安は「最高気温13度以下」。これを覚えておけば、毎朝の服装選びがぐっとラクになります。
ダウン選びでは「ダウン率」と「フィルパワー」をチェック。用途やライフスタイルに合わせて、ショート丈・ロング丈・ベストを使い分けましょう。
おしゃれに着こなすコツは、気温に合わせてインナーで温度調節すること。着膨れを防いで、すっきりしたシルエットをキープしましょう。
そして、お気に入りのダウンを長く着るために、適切なお手入れと保管を忘れずに。
もう、あなたはダウン選びやコーディネートで迷うことはありません。この記事で得た知識を活かして、自分にぴったりの一着を見つけ、今年の冬はこれまで以上に暖かく、そしておしゃれに過ごしてみてください。
