学校生活の中でも指折りのビッグイベント、それが修学旅行です。行き先が決まり、班のメンバーも発表され、毎日ワクワクしながら当日を待ちわびている人も多いのではないでしょうか。
ところが、そんな楽しい準備期間にひとつだけ頭を悩ませるものがあります。そう、「スローガン決め」です。実行委員に選ばれた人や、クラスの代表として案を出さなければならない人にとっては、なかなかの難題ですよね。
「良いアイデアがまったく浮かんでこない」「四字熟語を並べるだけじゃ面白みがない」「みんなが『おっ!』と思うようなフレーズってどうやって作るの?」こんな悩みを抱えている人は、きっと少なくないはずです。
この記事は、まさにそんなあなたのために用意しました。ありきたりなアイデア集ではなく、スローガンを考えるときの「発想法」から「言葉の選び方」、さらには「決め方のコツ」まで、徹底的に解説していきます。
四字熟語や二字熟語、漢字一文字といった定番はもちろん、英語のオシャレなフレーズや、思わず笑ってしまうユニークなアイデアまで幅広く取り上げます。この記事を最後まで読めば、あなたのクラスや学年にぴったりの、一生忘れられないスローガンがきっと見つかるはずです。さあ、最高の旅立ちを告げる言葉を一緒に探していきましょう。
スローガンが持つ3つの力とは?
「正直なところ、スローガンって本当に必要なの?」「考えるのが面倒だな」と感じる人もいるかもしれません。でも実は、スローガンには修学旅行を何倍も楽しく、そして意義深いものに変えてしまう不思議な力があるんです。
スローガンが果たす役割は、大きく分けて3つあります。
まず1つ目は、目的意識を高める力です。「この旅で何を学ぶのか」「どんな思い出を作りたいのか」という共通の目標を掲げることで、学年全体が同じ方向を向くことができます。漠然と過ごすのではなく、一つひとつの体験に意味を見出せるようになり、旅行中の行動や心構えが自然と変わってきます。
2つ目は、一体感を生み出す力です。みんなで知恵を出し合い、議論を重ねて選んだ言葉は、クラスや学年の「合言葉」になります。このスローガンのもとに集まることで、「最高の旅にしよう!」という連帯感が芽生え、仲間との絆がぐっと深まります。
3つ目は、思い出を象徴する力です。何年か経って同窓会で再会したとき、スローガンは楽しかった修学旅行の記憶を一瞬で蘇らせてくれます。「ああ、あのスローガンだったよね!」と、色あせることのない青春の象徴として、ずっと心に残り続けるのです。
たかがスローガン、されどスローガン。面倒な課題だと思わず、最高の思い出作りの第一歩として、ぜひ前向きに取り組んでみてください。
失敗しない!スローガン作りの3ステップ
「よし、やるぞ!」と意気込んだものの、いきなり言葉を探し始めると途方に暮れてしまうことがあります。ここでは、誰でも簡単に、しかも効果的にスローガンを考えられる「3つのステップ」を紹介します。この順番で進めれば、迷走することなくゴールにたどり着けますよ。
ステップ1:どんな旅にしたいか「テーマ」を決める
最初に取り組むべきは、修学旅行の「核」となるテーマ設定です。「この旅を通して何を学びたいのか」「どんな気持ちで帰ってきたいのか」「どう成長したいのか」をクラスメイトと話し合ってみましょう。
テーマの候補としては、たとえば以下のようなものがあります。友情や絆を深めたいなら「最高の仲間たちと、かけがえのない時間を過ごす」、挑戦や成長をテーマにするなら「新しい体験や困難を通して、ひと回り大きくなる」、学びや探求を重視するなら「訪れる土地の歴史や文化を、五感で深く感じ取る」といった方向性が考えられます。
他にも、旅を支えてくれる先生や家族への感謝を伝えたい、この経験を未来の自分につなげたい、とにかく全員で全力を出して楽しみ尽くしたいなど、さまざまな切り口があります。まずはここをしっかり固めることが大切です。
ステップ2:想いを「キーワード」に変換する
テーマが決まったら、次はそれに関連するキーワードを自由に、たくさん書き出してみましょう。これは「ブレインストーミング」と呼ばれる手法で、面白いアイデアを生むための重要な準備運動になります。この段階では質より量を重視して、思いつくままにどんどん書き出していくのがポイントです。
たとえば、テーマが「友情・絆」なら、仲間、絆、友情、心、スマイル、笑顔、つながり、輪、肩を組む、思い出、奇跡といったワードが浮かんできます。「挑戦・成長」がテーマなら、挑戦、成長、飛躍、進化、未来、一歩、壁を壊す、限界突破、新たな景色などが候補になるでしょう。「学び・探求」であれば、歴史、文化、伝統、探求、発見、ルーツ、五感、本物、道といった言葉が思い浮かびます。
ステップ3:言葉を組み合わせてスローガンを完成させる
いよいよ最終ステップです。ステップ2で集めたキーワードをパズルのように組み合わせたり、この後で紹介するアイデア集の言葉に当てはめたりして、スローガンを形にしていきます。
大切なのは「正解を探さないこと」です。スローガンに正解はありません。自由に、大胆に、遊び心を持って言葉を紡いでみてください。最初は「なんか違うな」と思っても、何度か試行錯誤するうちに「これだ!」という言葉に出会えるはずです。
【保存版】修学旅行スローガン アイデア大全

お待たせしました!ここからは、スローガン作りを強力にサポートする具体的なアイデアと、豊富な例文を一挙に紹介していきます。自分たちのテーマに合うものを見つけて、アレンジを加えながら活用してください。
心に響く!王道の四字熟語スローガン
いつの時代も色あせない、力強いメッセージが魅力の四字熟語。漢字4文字に凝縮された深い意味は、スローガンにぴったりです。意味やポイント解説を参考に、自分たちのテーマに合うものを探してみてください。
友情・絆を深める四字熟語
仲間との一体感やつながりを表現したいときに使える四字熟語を紹介します。どれも王道ながら、サブタイトル次第でオリジナリティを出せるものばかりです。
「一致団結(いっちだんけつ)」は、全員が心を一つにして協力することを意味します。仲間との一体感をストレートに表現できる、まさに王道中の王道。サブタイトルで独自性を出すのがポイントです。
一致団結 ~150の個性が重なる瞬間(とき)、最高の思い出が生まれる~
Let’s 一致団結! 心はひとつ、笑顔は無限大!
一致団結 in 〇〇(地名)! 忘れられない奇跡の3日間
「唯一無二(ゆいいつむに)」は、この世に一つしかないかけがえのない存在という意味。この仲間と過ごすこの瞬間の特別感を強調でき、感動的な雰囲気を演出したいときに最適です。
唯一無二 ~この出会いに感謝。僕らが紡ぐ青春の1ページ~
この瞬間、唯一無二。〇〇(地名)の空に、友情という名の虹をかけよう
ONE for ALL, ALL for 唯一無二の仲間
「和気藹藹(わきあいあい)」は、なごやかで楽しい雰囲気に満ちていることを表します。ギスギスせず、みんなで仲良く楽しみたいという平和な願いを込めるのにぴったりです。
和気藹藹 ~笑顔の花を咲かせよう!心に残るスマイル旅行~
目指せ和気藹藹! ケンカもするけど、最後はみんなで大爆笑!
「同舟共済(どうしゅうきょうさい)」は、同じ舟に乗った者同士が助け合うという意味。困難を一緒に乗り越える仲間意識を強調したいときに使えます。
同舟共済 ~この旅の舟に乗ったのは運命。だから最後まで一緒に漕ぎ出そう~
同舟共済 ~助け合いながら、笑い合いながら~
「心機一転(しんきいってん)」は、ある機会をきっかけに気持ちを新たにすることを意味します。修学旅行を節目にして、新しい自分に生まれ変わろうという決意を込められます。
心機一転 ~この旅で出会う新しい自分。さあ、リスタートだ~
心機一転 ~昨日までの殻を破れ!〇〇から始まる新章~
挑戦・成長を誓う四字熟語
困難を乗り越えて成長したい、新しいことに挑戦したいという気持ちを込めたいときに使える四字熟語です。
「雲外蒼天(うんがいそうてん)」は、困難を乗り越えればその先には青空が待っているという意味。この旅を通して困難に立ち向かい成長するぞという強い決意表明にぴったりです。
雲外蒼天 ~壁を越えたその先へ。まだ見ぬ自分に出会う旅~
信じろ雲外蒼天! 努力の先にある、最高の景色を見に行こう
雲外蒼天 ~〇〇(地名)で学ぶ、未来を切り拓く力~
「東奔西走(とうほんせいそう)」は、あちこち忙しく駆け回ることを意味します。班別研修などで時間を惜しんでアクティブに行動する様子を表現するのにぴったりです。
東奔西走 in 古都!地図を片手に、自分だけの宝物を見つけ出せ
青春は東奔西走! 迷子もまた、最高の思い出なり
「創意工夫(そういくふう)」は、新しい発想でさまざまな方法を試みること。班別行動の計画や旅先での問題解決など、自分たちの力で旅を創り上げる姿勢を示せます。
発揮せよ!創意工夫! ~机の上では学べない、本物の答えを探す旅~
創意工夫で乗り越えろ!ハプニングさえも楽しむ僕らの冒険
「不撓不屈(ふとうふくつ)」は、どんな困難にも決して屈しない強い意志を表します。何があっても諦めないという強い決意を込めたいときに最適です。
不撓不屈 ~どんな壁も、仲間と一緒なら乗り越えられる~
不撓不屈の精神で! 立ちはだかる全てを楽しみ尽くせ
「七転八起(しちてんはっき)」は、何度失敗してもくじけずに立ち上がること。失敗を恐れずチャレンジする姿勢を表現できます。
七転八起 ~転んでも立ち上がれ!失敗の数だけ成長がある~
七転八起の旅。笑って泣いて、最後は笑おう
「勇猛果敢(ゆうもうかかん)」は、勇ましく大胆に物事に立ち向かうこと。積極的に行動しようという気持ちを込められます。
勇猛果敢 ~迷ったら行け!この旅に「待つ」という選択肢はない~
勇猛果敢に突き進め!答えは行動の先にある
学び・探求をテーマにする四字熟語
歴史的な場所を訪れたり、新しい知識を得たりすることを目的にした修学旅行に合う四字熟語です。
「温故知新(おんこちしん)」は、古いことを学びそこから新しい知識や考え方を得ることを意味します。京都や奈良、広島など歴史的な場所を訪れる際に最適です。
温故知新 ~古都の歴史に学び、僕らの未来を創造する~
温故知新の旅。教科書では感じられない、時代の息吹をその肌で
温故知新 ~千年の都が教えてくれる、明日への道しるべ~
「一期一会(いちごいちえ)」は、生涯に一度しか出会えない貴重な機会という意味。旅先での人々との出会いや、仲間と過ごす時間のかけがえのなさを表現できます。
一期一会 ~すべての出会いに感謝を。心で繋がる〇〇の旅~
この出会いは、一期一会。見て、聞いて、感じて、全身で学ぶ3日間
「博学多才(はくがくたさい)」は、広く学んでさまざまな才能を持つこと。好奇心を持っていろいろなことを吸収しようという姿勢を表せます。
博学多才 ~見るもの全てが教科書。この旅で知識の引き出しを増やせ~
目指せ博学多才! 〇〇で学ぶ、生きた教養
「深謀遠慮(しんぼうえんりょ)」は、深く考え、先のことまで見通すこと。しっかり計画を立てて行動する姿勢を表現できます。
深謀遠慮 ~計画は念入りに、体験は大胆に~
深謀遠慮の班別行動! 抜かりなく、でも楽しく
とにかく楽しむ!思い出作り系四字熟語
難しいことは考えず、とにかく全力で楽しみたいという気持ちを表す四字熟語です。
「無我夢中(むがむちゅう)」は、我を忘れるほど何かに没頭することを意味します。「とにかく楽しむぞ!」という気持ちを表現するのにぴったりです。
無我夢中!~理屈じゃない、心が動く瞬間を探しに行こう~
時間よ止まれ! と思うくらい、無我夢中に楽しめ!
「花鳥風月(かちょうふうげつ)」は、自然の美しい景色のこと。北海道の雄大な自然や沖縄の美しい海など、景勝地を訪れる際にぴったりです。
心に刻む花鳥風月 ~〇〇(地名)の大自然に、僕らの足跡を残そう~
感じろ花鳥風月!スマホを置いて、心で撮る景色
「天真爛漫(てんしんらんまん)」は、飾らず自然体で明るいこと。素直に、ありのままの自分で楽しもうという気持ちを込められます。
天真爛漫 ~カッコつけなくていい。素の自分で笑い合おう~
天真爛漫な3日間! 全部さらけ出して、全部楽しむ
「波瀾万丈(はらんばんじょう)」は、変化に富んでいること。予想外の出来事も含めて楽しもうという姿勢を表せます。
波瀾万丈 ~何が起こるかわからない。だから旅は面白い~
波瀾万丈大歓迎! ハプニングこそ最高の思い出
「喜怒哀楽(きどあいらく)」は、人間のさまざまな感情のこと。いろいろな感情を味わう充実した旅にしようという意味を込められます。
喜怒哀楽 ~全ての感情を味わい尽くす。それが青春だ~
喜怒哀楽の旅。笑って泣いて怒って喜んで、全部が宝物
シンプルに想いを込める!二字熟語スローガン
短くて覚えやすく、それでいて力強いのが二字熟語の魅力です。サブタイトルと組み合わせることで、その真価を発揮します。シンプルだからこそ、込める想いが際立ちます。
定番の二字熟語
飛躍 ~まだ見ぬステージへ。この旅が僕らの助走になる~
挑戦 ~失敗なんて当たり前!未来の自分への投資だ~
笑顔 ~キミの笑顔が、最高の思い出になる~
団結 ~心と心でスクラム組んで、最高のフィナーレへ~
感動 ~五感を揺さぶる体験を。心を耕す旅に出よう~
成長 ~昨日より今日、今日より明日。進化する僕らの物語~
前進 ~後ろは振り返らない。未来だけを見て進むんだ~
友情 ~言葉はいらない。隣にいる、それが答えだ~
追加の二字熟語アイデア
探求 ~答えは教科書にはない。自分の足で見つけに行こう~
躍動 ~心も体も弾ませて!全力で駆け抜ける3日間~
発見 ~新しい景色、新しい自分。見つけたものが宝物~
刻印 ~心に刻む、消えない思い出。忘れられない瞬間を~
原点 ~ここから始まる。僕らの新しい物語~
突破 ~壁なんて蹴散らせ!限界の向こう側へ~
結束 ~バラバラな個性が、ひとつになる瞬間~
開拓 ~誰も歩いたことのない道を、僕らの足跡で埋め尽くせ~
熱狂 ~冷めてる場合じゃない!全員で燃え上がれ~
奮起 ~立ち上がれ!この旅が僕らを変える~
一文字に想いを凝縮!漢字一文字スローガン
たった一文字に深い意味を込められるのが漢字の魅力。究極にシンプルでありながら、見る人の心に強い印象を残します。サブタイトルとセットで使うことで、より深みのある表現になります。
定番の漢字一文字
絆(きずな) ~深めよう、確かめよう、僕らの見えない心の糸~
挑(いどむ) ~安全な道はもう終わり。未知なる世界へ飛び込もう~
翔(かける) ~〇〇の空へ!常識の遥か上を翔け抜けろ~
楽(たのしむ) ~『楽しむ』に勝る才能なし!人生一度の旅に出よう~
和(わ) ~違いを認め合い、大きな輪となれ~
学(まなぶ) ~教室の外に、答えがある。本物の学びをその手で~
進(すすむ) ~一歩でも半歩でもいい。昨日より前に進め~
追加の漢字一文字アイデア
躍(おどる) ~心躍る瞬間を求めて。さあ、飛び出せ~
煌(きらめく) ~輝け、僕らの青春。この瞬間を永遠に~
創(つくる) ~誰かが作った思い出じゃない。自分たちで創り上げろ~
響(ひびく) ~心に響く体験を。忘れられない余韻を残そう~
燃(もえる) ~燃え尽きるまで楽しめ!灰になるなら本望だ~
志(こころざし) ~高く掲げろ、僕らの志。この旅から始まる挑戦~
極(きわめる) ~中途半端は嫌だ。とことん極める3日間~
夢(ゆめ) ~夢を見るな、夢を生きろ。最高の3日間を~
彩(いろどる) ~僕らの手で彩る、最高の青春ページ~
誓(ちかう) ~ここに誓う。この仲間と、最高の旅にすることを~
差がつく!オシャレな英語スローガン
少し背伸びして、英語のスローガンに挑戦してみるのはいかがでしょうか。デザイン性も高く、横断幕やしおりにしてもオシャレに決まります。意味も添えておくので、サブタイトルと組み合わせて使ってください。
短いフレーズ
Making Memories Together(共に思い出を作ろう)は、シンプルながら温かみのあるフレーズです。Mが3つ並ぶリズム感も心地よく、デザインにも映えます。
Our Best Adventure(僕らの最高の冒険)は、修学旅行を冒険に例えた表現。「最高の」という言葉が、特別感を演出します。
Step to the Future(未来への一歩)は、この旅を未来への第一歩と捉えた前向きなフレーズです。
Go for it!(やってみよう!)は、短くてインパクトがあり、覚えやすいのが魅力。背中を押してくれる言葉です。
Challenge Everything(すべてに挑戦せよ)は、積極的に挑戦する姿勢を表現。力強いメッセージが込められています。
One for All, All for One(一人はみんなのために、みんなは一人のために)は、有名なフレーズですが、チームワークを表すのにこれ以上ない言葉です。
少し長めのフレーズ
The future is in our hands.(未来は僕らの手の中に)
この旅の経験が、未来を創る。自分たちの力で未来を切り開こうという決意を込められます。
Let’s make a new story.(新たな物語を作ろう)
主役は僕らだ。〇〇を舞台に、最高の物語を。自分たちが主人公という意識を高められます。
A journey of a thousand miles begins with a single step.(千里の道も一歩から)
この旅が、偉大な未来への第一歩。有名なことわざを英語で表現したものです。
Dream big, act now.(大きく夢見て、今すぐ行動せよ)
夢は語るだけじゃない。この旅で、一歩を踏み出せ。行動を促す力強いフレーズです。
Shine like the stars.(星のように輝け)
一人ひとりが星のように輝いて、最高の夜空を作ろう。詩的で美しい表現です。
記憶に残る!ユニークで面白いスローガン
「かっこいいだけじゃ物足りない!」そんなあなたたちには、記憶に強烈に残るユニークなスローガンがおすすめです。笑いを取りながらも、しっかり想いが込められたものを選んでみてください。
造語・パロディ系
有名なフレーズをもじったり、言葉遊びを加えたりして、オリジナリティを出したスローガンです。元ネタがわかる人には「おっ!」と思ってもらえます。
〇〇(地名)の中心で、友情を叫ぶ
伝説の創造 ~語り継げ、僕らの3日間戦争(たび)~
そうだ 〇〇(地名)、行こう。
シン・修学旅行 ~計画になきコースを辿れ~
飯・風呂・寝る!…だけじゃない!五感で感じる〇〇の旅
君の名は。…覚えてるよね?3日間で全員の名前を覚える旅
〇〇ワールドへようこそ~現実逃避は許可します~
有名なセリフのもじり系
映画やドラマ、アニメなどの有名なセリフをアレンジしたスローガンです。世代によって刺さるネタが違うので、クラスメイトと相談しながら選んでみてください。
歴史が動いた!この瞬間に立ち会う僕らの旅
静粛に!…なんて無理。全力で楽しむのが俺たちのルールだ!
安心してください、楽しんでますよ!
この旅、ハプニングしかない。だが、それがいい。
ダイエットは、明日から in 〇〇(地名)
諦めたらそこで旅行終了ですよ?
俺たちの旅はまだ始まったばかりだ!(完結しない)
スローガンの魅力を引き上げるサブタイトルの技術
スローガン作りにおいて、本体と同じくらい、いやそれ以上に重要なのが「サブタイトル」です。ここを極めることで、ありふれた言葉もあなたたちだけの特別なスローガンに生まれ変わります。
サブタイトルがあると何が変わるのか
たとえば「一致団結」というスローガンだけでは、「ああ、よくあるやつね」という印象で終わってしまうかもしれません。ところが、「一致団結 ~150の個性が重なる瞬間(とき)、最高の思い出が生まれる~」と続けるとどうでしょう。
「150人いるんだな」「個性を大切にしたいんだな」「思い出作りが目的なんだな」という、具体的な情景や想いが一気に伝わってきます。このように、サブタイトルはスローガンの意味を補い、深め、独自性を与えるための強力な武器なのです。
サブタイトル作成の3つのコツ
効果的なサブタイトルを作るためのコツを3つ紹介します。
1つ目は、数字を入れることです。「3日間」「150人」「〇期生」など具体的な数字を入れると、一気にリアリティが増し、自分たちだけの特別感が出ます。「いくつもの夜を超えて」より「2泊3日を駆け抜けて」の方が、具体的なイメージが湧きますよね。
2つ目は、五感に訴える言葉を入れることです。「〇〇の風を感じて」「時代の息吹を肌で」「〇〇の味を忘れない」など、情景が目に浮かぶような言葉を使うと、グッと印象に残ります。抽象的な言葉よりも、具体的な感覚に訴える表現の方が心に響きます。
3つ目は、問いかけの形にすることです。「~僕らは何を見つけるだろう?」「~本当の宝物とは?」のように問いかけることで、読んだ人の心に余韻を残します。答えを押し付けるのではなく、考えさせる余白を残すのがポイントです。
サブタイトルのビフォーアフター
サブタイトルがあるとないとでは、こんなに印象が変わります。
「前進」だけだとシンプルすぎますが、「前進 ~昨日までの自分に、サヨナラを。~」と加えると、決意が伝わってきます。
「感動」だけでは漠然としていますが、「感動 ~心が震える瞬間に、理屈なんていらない~」とすると、感情に訴えかける力が生まれます。
「絆」だけでもいい言葉ですが、「絆 ~会えなくなるから、結ぶんじゃない。会えなくても、繋がっている証~」と続けると、深い意味が込められた特別な言葉になります。
【実行委員必見】スローガンの決め方・投票方法のアイデア
良いスローガン案がたくさん集まっても、最終的に1つに絞るのは難しいもの。ここでは、実行委員や先生向けに、スローガンをスムーズに決めるための具体的な方法を紹介します。
候補案の集め方
まずは候補案を集める段階です。いくつかの方法を組み合わせると、より多くのアイデアが集まります。
クラスごとに案を出してもらう方法は、最も一般的です。各クラスで話し合いをして、2~3案ずつ提出してもらいます。クラス内でも予選を行うことで、ある程度絞り込まれた案が集まります。
個人でアイデアを募集する方法もあります。Googleフォームなどを使って、匿名で案を募集すると、普段は発言しにくい人からも意見が集まりやすくなります。「恥ずかしくて言えなかったけど、実はいい案を持っていた」という人を発掘できるかもしれません。
テーマだけ先に決めておく方法も効果的です。「友情」「挑戦」などのテーマを先に投票で決めてから、そのテーマに沿った案を募集すると、方向性がぶれにくくなります。
投票方法のバリエーション
候補が出揃ったら、いよいよ投票です。いくつかの方法を紹介します。
シンプルな多数決は、最もわかりやすい方法です。1人1票で、最も票を集めた案が採用されます。ただし、似たような案がある場合は票が割れてしまうことがあります。
決選投票方式は、まず候補を2~3案に絞り込み、その後に決選投票を行う方法です。似た案の票割れを防ぎ、より多くの人が納得できる結果が得られやすくなります。
ポイント制(複数票投票)は、1人あたり3ポイントなどを持ち、複数の案に投票できる方式です。「第一希望に2点、第二希望に1点」のように配分します。「これもいいな」と思った案にも票を入れられるので、満足度の高い結果になりやすいです。
トーナメント方式は、案をランダムに組み合わせて対戦させ、勝ち上がった案を決勝で戦わせる方法です。ゲーム感覚で楽しめるので、盛り上がります。
決まらないときの対処法
どうしても決まらないときは、いくつかの対処法があります。
複数案を組み合わせる方法として、「Aさんの本体部分」と「Bさんのサブタイトル」を組み合わせて、新しいスローガンを作るというやり方があります。両方の良いところを取り入れられるので、双方が納得しやすくなります。
最終決定権を決めておくことも大切です。どうしても決まらない場合に備えて、「実行委員長が決める」「先生が決める」などのルールを事前に決めておくと、議論が長引きすぎるのを防げます。
投票のやり直しも一つの手です。一度結果を見た後で、「やっぱりこっちがいい」と思い直す人もいます。時間があれば、翌日に改めて投票すると、より納得感のある結果が得られることがあります。
スローガンを活かす!横断幕・しおりのデザインアイデア
せっかく考えたスローガンは、横断幕やしおりでかっこよく見せたいですよね。ここでは、デザインのアイデアやポイントを紹介します。
横断幕のデザインポイント
横断幕は、出発式や解散式、宿泊先での記念撮影など、さまざまな場面で使われます。遠くからでも読みやすく、写真映えするデザインを心がけましょう。
文字の大きさは、スローガン本体を大きく、サブタイトルをやや小さくするのが基本です。メリハリをつけることで、一番伝えたい言葉が目に入りやすくなります。
色使いは、学校のスクールカラーや行き先のイメージカラーを取り入れると統一感が出ます。たとえば京都なら紫や金、沖縄なら青や白など、旅のイメージに合った色を選ぶと雰囲気が出ます。
イラストやモチーフを入れる場合は、行き先の名所や、学校のシンボルなどを取り入れるとオリジナリティが出ます。シンプルなシルエットやアイコンでも十分効果的です。
しおりのデザインアイデア
しおりは、旅行中ずっと持ち歩くものなので、使いやすさと思い出になるデザインの両立が大切です。
表紙にはスローガンを大きく配置し、行き先の写真やイラストを背景にするとインパクトが出ます。旅行後も取っておきたくなるようなデザインを目指しましょう。
各ページのヘッダーやフッターにスローガンを小さく入れておくと、旅行中も常に意識できます。ページをめくるたびに目に入るので、スローガンが自然と心に刻まれます。
最終ページには、スローガンと一緒にクラスメイトの寄せ書きスペースを設けると、思い出の一冊になります。帰ってきた後の楽しみにもなりますね。
デジタルでの活用アイデア
最近は、デジタルでスローガンを活用する機会も増えています。
クラスのグループLINEやSNSのアイコンにスローガンを入れたデザインを使うと、旅行前から気分が盛り上がります。全員で同じアイコンにすると一体感も出ます。
旅行中の写真を共有するときに、スローガンをウォーターマーク(透かし)のように入れると、統一感のあるアルバムが作れます。後から見返したときも「あのスローガンの旅だ」とすぐにわかります。
【要注意】避けたいNGスローガンとその理由
良いスローガンを考えることも大切ですが、「これは避けた方がいい」というパターンを知っておくことも重要です。ここでは、NGスローガンの例とその理由を紹介します。
内輪ネタすぎるもの
クラスの中だけで通じる内輪ネタをスローガンにしてしまうと、他のクラスや先生、保護者には意味が伝わりません。記念撮影のときに「これどういう意味?」と聞かれて説明に困ることになります。
たとえば、「田中の乱再び」「例のアレを探せ」のような、コンテキストがわからないと理解できないスローガンは避けましょう。内輪で盛り上がれるネタは、別の場面で楽しむのがベターです。
ネガティブな印象を与えるもの
「どうせ○○だし」「最後だから仕方なく」のような、ネガティブな言葉が入ったスローガンは、旅行全体の雰囲気を下げてしまいます。たとえユーモアのつもりでも、受け取り方は人それぞれです。
「どうせ忘れる思い出」「帰りたくないけど帰る旅」のような自虐ネタも、写真に残ったときに後悔することがあります。数年後に見返しても笑顔になれるものを選びましょう。
長すぎて覚えられないもの
想いをたくさん込めたい気持ちはわかりますが、あまりに長いスローガンは誰も覚えられません。横断幕に収まらなかったり、呼びかけのときに噛んでしまったりと、実用上の問題も出てきます。
本体部分は長くても15文字程度、サブタイトルを入れても30文字程度に収めるのが目安です。「短くて力強い」が、良いスローガンの条件です。
特定の人を傷つける可能性があるもの
誰かをいじるようなネタや、特定の人にしか当てはまらないスローガンは、たとえ本人が「いいよ」と言っていても避けるべきです。後から「やっぱり嫌だった」と思う可能性もありますし、周りの人も気まずくなります。
全員が気持ちよく使えるスローガンを目指しましょう。「自分だったら嫌じゃないか」を基準に考えると、失敗しにくくなります。
著作権に触れる可能性があるもの
有名な曲の歌詞や、映画のセリフをそのまま使うと、厳密には著作権の問題が生じる可能性があります。学校行事で使う分には大きな問題になることは少ないですが、SNSに投稿したりする場合は注意が必要です。
パロディやオマージュとして「もじる」のは問題ありませんが、そのまま引用するのは避けて、自分たちの言葉にアレンジしましょう。
まとめ:最高の言葉で、一生モノの旅を始めよう
ここまで、修学旅行のスローガンを作るための考え方から、具体的なアイデア、決め方のコツまで、たくさんの内容を紹介してきました。使ってみたい言葉や、心に響くフレーズは見つかったでしょうか。
一番大切なのは、完成したスローガンの「上手さ」や「かっこよさ」ではありません。クラスのみんなで頭を悩ませ、意見をぶつけ合い、ひとつの言葉を創り上げた「過程」そのものが、かけがえのない宝物になります。
たとえ最終的に選ばれなかった案でも、「こんな案を出してくれた人がいたよね」と、後から思い出話のネタになることもあります。全員が参加して作り上げたという事実が、スローガンに命を吹き込むのです。
さあ、この記事を参考に、あなたたちだけの最高の「合言葉」を創り上げてください。その言葉が、修学旅行という名の冒険の、輝かしいファンファーレとなることを願っています。
最高の旅を!行ってらっしゃい!
