スーパーの鮮魚コーナーに並ぶ「赤魚」の切り身。値札には魚の名前が書かれているはずなのに、赤魚という魚を図鑑で見た覚えはない——そんな引っかかりを感じたことはないでしょうか。
この記事では、赤魚が何を指す言葉なのか、店頭に並んでいるのはどの魚なのかを整理したうえで、味の特徴・調理法・冷凍品の選び方と解凍のコツまでをまとめました。
先に答えを書いておくと、赤魚は魚種の名前ではなく、深海にすむ赤い魚をひとくくりにした売り場の呼び名です。日本のスーパーに並ぶ赤魚の多くは、アラスカ近海などから輸入されるアラスカメヌケにあたります。切り身のパックを手に取ったときに何を確かめればよいかも、あわせて整理しています。
赤魚とは?実は「魚の名前」ではない
スーパーの鮮魚コーナーでよく見かける「赤魚」。実はこれ、特定の魚の名前ではありません。
赤魚とは、体が赤い複数の魚をまとめた流通上の総称です。つまり「赤魚」という魚種は存在しないのですね。鮭やサバのように一種類の魚を指しているわけではなく、見た目が赤い深海魚をひとくくりにした呼び名として使われています。
まぎらわしいのが「赤身魚」という言葉との関係です。赤身魚はマグロやカツオのように身そのものが赤い魚を指しますが、赤魚は体表の色に由来する呼び名で、分け方の軸がそもそも違います。
読み方も「あかうお」と「あかざかな」で揺れがあり、値札の表記は店によってまちまちです。カタカナで「アカウオ」と書かれていても、指しているものは同じと考えて差し支えありません。

赤魚は流通上の総称
赤魚という名前が使われるようになった背景には、深海に住む赤い魚が複数いることが関係しています。産地や種類がバラバラでも、体の色が赤ければまとめて「赤魚」として販売されてきました。
もともと日本近海で獲れるアコウダイを「赤魚」と呼んでいましたが、輸入品が増えるにつれて範囲が広がり、現在のような総称になったとされています。
パッケージの表示を見ると「赤魚(アラスカメヌケ)」のように魚種名が併記されている場合もあります。次にスーパーへ行ったときには、ぜひ裏面の原材料表示もチェックしてみてください。
赤魚と呼ばれる代表的な3種類
赤魚に分類される魚はいくつかありますが、代表的なのは次の3種類です。
赤魚の代表3種
- アコウダイ(赤魚鯛):国産の赤魚。近年は漁獲量が減り高級魚に
- アラスカメヌケ:アラスカ近海で獲れる輸入品。スーパーの赤魚の主流
- モトアカウオ(タイセイヨウアカウオ):大西洋産で体長約60cmと大型
いずれもメバル科(カサゴ目)に属する深海魚で、水深200m以上の深い場所に生息しています。釣り上げると水圧の変化で目が飛び出すことから「メヌケ(目抜け)」とも呼ばれます。
この「メヌケ」も特定の一種を指す言葉ではありません。同じ仲間のうち体が赤く大きく育つものをまとめた呼び方で、オオサガ・サンコウメヌケ・バラメヌケなども含まれます。赤い深海魚の呼び名が何段にも重なっているわけです。
ちなみに、スーパーでは「赤魚」のほかに「赤魚鯛(あかうおだい)」と表記されることもあります。名前に「鯛」がつきますが、タイの仲間ではないので混同しないよう注意しましょう。
スーパーの赤魚の正体はアラスカメヌケが大半
スーパーで手ごろな価格で並んでいる赤魚は、ほとんどがアラスカメヌケです。国産のアコウダイは希少で、一般のスーパーに出回ることはめったにありません。
店頭で「赤魚」の名札が付いて売られるのは、輸入されたメヌケ類です。アラスカメヌケのほかに、モトアカウオ(タイセイヨウアカウオ)やチヒロアカウオ(オキアカウオ)も同じ名前で流通しています。先に挙げたアコウダイは国産で、店頭では「赤魚鯛」や「メヌケ」の名で並ぶことが多い魚です。
国産か輸入かを確かめたいときは、パックの原産地の欄を見てください。生鮮の魚介類は原産地の表示が決められているため、「アメリカ」「ロシア」「ノルウェー」「アイスランド」などの国名があれば輸入のメヌケ類だと判断できます。
なぜアラスカメヌケが主流なのか
アラスカメヌケが主流になった理由は、安定した漁獲量と手ごろな価格にあります。アラスカ近海では資源管理のもとで漁が行われており、年間を通じて安定的に供給されています。
冷凍技術の発達もあり、鮮度を保ったまま日本に輸入できるようになりました。船上で急速冷凍されるため、鮮度が落ちにくいのも特長です。
1切れあたり100〜200円台で買えるコスパのよさが、家庭の食卓で定番になった大きな理由でしょう。冷凍の切り身や粕漬け・西京漬けなど、加工品の種類が豊富な点も人気を支えています。
価格が抑えられている理由は、まとまった量が現地で切り身やフィレーに加工され、凍らせた状態で運ばれてくる流通の形にあります。1尾ずつ仕入れて店で下ろす魚と違い、手間の少ない形で計画的に輸入できるぶん、値段が動きにくいのです。
つまり赤魚が安いのは、魚として質が劣るからではありません。同じ売り場の魚と比べて値段が読みやすいので、献立を決めてから買いに行く人にとっては当てにしやすい食材だといえます。
国産アコウダイとの違い
一方のアコウダイは水深500〜700mを中心に生息する深海魚で、成長が非常に遅く漁獲量が限られています。成魚になるまで10年以上かかるともいわれ、資源量の回復にも時間がかかる魚です。
そのため、料亭や寿司屋で扱われる高級魚という位置づけになっています。味はアラスカメヌケよりもやや甘みがあり、脂のりもよいのが特徴です。
| 項目 | アラスカメヌケ | アコウダイ |
|---|---|---|
| 主な産地 | アラスカ近海 | 日本近海(太平洋側) |
| 体長 | 約50cm | 約45cm |
| 価格帯 | 100〜200円台/切 | 数千円/kg |
| 流通量 | 多い(輸入品) | 少ない(希少) |
普段のおかずにはアラスカメヌケで十分おいしくいただけます。名前は違っても、どちらも赤魚として親しまれている魚です。
赤魚の味と特徴
赤魚の身は見た目の赤さとは裏腹に白身で、クセがなく淡白な味わいが持ち味です。どんな調理法にも合わせやすい、使い勝手のよい魚といえます。
赤い見た目から青魚の仲間だと思われることがありますが、青魚はサバ・イワシ・アジのように背が青い、海の表層を泳ぐ魚を指す呼び方です。赤魚として売られるメヌケ類は深い海の底層にすむ魚なので、この呼び方には当てはまりません。
体表の色・身の色・泳いでいる深さは、それぞれ別の話だと分けて考えると整理しやすくなります。青魚の独特の風味が苦手な人でも食べやすいのは、このためです。
身の色・食感・クセのなさ
加熱するとふっくらとした食感になるのが赤魚の魅力です。脂は控えめながらパサつきにくく、しっとりした口当たりが楽しめます。身が厚く食べごたえがある点も、おかずとして重宝される理由の一つでしょう。
魚特有の臭みも少ないため、魚が苦手なお子さんにも食べやすい白身魚です。味つけを選ばないので、和食にも洋食にも幅広く活用できます。
気をつけたいのは火を通しすぎることです。加熱しすぎると水分が抜けて身が締まり、ふっくら感が失われます。焼き物なら中心まで白く変わったところで火を止めるくらいがちょうどよい頃合いです。
厚みのある切り身は、冷蔵庫から出してすぐ焼くと外側だけ先に火が入りがちです。10分ほど室温に置いてから焼き始めると、中心まで無理なく熱が届きます。
ほかの白身魚との違い
タラやカレイといった白身魚と比べると、赤魚はやや弾力のある食感が特徴です。
- タラ:身がやわらかく崩れやすい。鍋料理向き
- カレイ:きめが細かく上品な味わい。煮付けの定番
- 赤魚:弾力がありしっかりした食感。煮ても焼いても崩れにくい
煮付けにしたとき身崩れしにくい点は、赤魚ならではのメリットです。
この違いは料理の選び方にも表れます。汁ごとすくって食べる鍋やあんかけならやわらかいタラ、下味をつけて焼いたり揚げたりと身を動かす料理なら赤魚、と考えると失敗が減ります。
冷凍の切り身が通年で手に入り、値段の振れ幅が小さいことも使いやすさにつながっています。白身魚は種類ごとに身の締まり方が違うので、扱い方も少しずつ変わります。

赤魚の栄養
赤魚は高タンパク・低脂質で、日々の食事に取り入れやすい魚です。ここでは主な栄養成分とカロリーの目安を紹介します。
成分表やパッケージに載る数字は100gあたりで書かれていることが多いので、先に切り身1切れの重さをつかんでおくと読み取りやすくなります。家庭用のパックでは1切れ80〜100g前後の商品が多く、100gはおおよそ1切れ分と見ておけば大きくは外れません。
厚みのある大きめの切り身では1切れ150g近いものもあり、業務用には1枚50gの規格もあります。正確な量を知りたいときは、パッケージの内容量の表示で確認してください。

主な栄養成分
赤魚には以下の栄養素が含まれています。
- タンパク質:筋肉や臓器の材料となる重要な栄養素
- DHA・EPA:魚に多く含まれる不飽和脂肪酸
- ビタミンD:カルシウムの吸収をサポートする栄養素
- ビタミンB12:赤血球の生成に関わるビタミン
これらの成分量はパッケージに表示される項目ではありません。細かい数値を確かめたいときは、文部科学省の食品成分データベースで魚種名から調べられます。
脂質が控えめな魚は、味つけや調理法によって仕上がりの印象が大きく変わります。焼く・煮る・揚げるのどれを選ぶかが、そのまま一皿の性格を決めると考えておくとよいでしょう。
カロリーの目安
赤魚(アラスカメヌケ)のカロリーは100gあたり約96kcalです。同じ白身魚のタラ(約77kcal/100g)よりはやや高いものの、鮭(約133kcal/100g)と比べると控えめな数値となっています。
調理法によってカロリーは変わりますが、煮付けなら油を使わないため比較的ヘルシーに仕上がるでしょう。
同じ赤魚でも、粕漬けや西京漬けは漬け床の糖分が加わるため、素の切り身の数値より高くなります。唐揚げやムニエルでは衣とバター・油の分が上乗せされるので、素材だけの数字とは差が出ると考えてください。
赤魚のおいしい食べ方とおすすめ調理法
赤魚はクセのない白身魚なので、和食はもちろん洋食にもアレンジしやすい食材です。ここでは定番から変わり種まで、おすすめの食べ方を紹介します。
どの調理法にも共通する下ごしらえが2つあります。1つは、焼く・煮る前にキッチンペーパーで表面の水気をしっかり取ること。もう1つは、切り身の厚みの差を意識することです。
赤魚の切り身は背側が厚く尾側が薄いので、そのまま火にかけると薄いほうが先に仕上がります。厚い側をフライパンや鍋の中央に置くだけでも、火の通り方がそろいます。
定番の煮付け
赤魚といえばやはり煮付けが王道です。身崩れしにくい赤魚は、じっくり煮含めても形がきれいに残ります。甘辛い煮汁がしっかり染み込んで、ごはんとの相性も抜群です。
鍋に入れるときは皮目を上にし、切り身どうしが重ならないように並べます。煮汁は魚がひたひたに浸かるほど多くなくてよく、切り身の高さの半分ほどが目安です。
煮ている間は箸で返さず、スプーンで煮汁をすくってかけると身が崩れません。鍋いっぱいに詰め込むと火の通りにムラが出るので、2切れずつなど余裕をもって煮るほうが仕上がりは安定します。
煮付けのポイント
- 皮面に2本ほど浅く切り込みを入れると味が染みやすい
- 落としぶたをして中火で10〜12分ほど煮る
- 最後にふたを外して3〜4分煮詰めると照りが出る
西京焼き・粕漬け
白味噌に漬け込む西京焼きは、赤魚の淡白な味わいと相性抜群です。味噌のコクと甘みが加わり、ごはんが進む一品になります。焦げやすいので、焼くときは弱火〜中火でじっくり火を通すのがコツです。
酒粕に漬ける粕漬けも人気があります。酒粕の風味が赤魚のうまみを引き立て、上品な味わいに仕上がるのが魅力です。スーパーでは漬け込み済みの商品も販売されているので、手軽に試せるでしょう。
失敗しやすいのは焦がしてしまうことです。味噌や酒粕は糖分を含んで焦げやすいため、焼く前に表面の漬け床を手やペーパーで軽くぬぐっておくと落ち着いた焼き色になります。
グリルを使うならアルミホイルを敷き、様子を見ながら切り身の位置を入れ替えると焼きムラが出にくくなります。漬け床を落とす前提の味つけなので、味が薄くなる心配はありません。

唐揚げ・ムニエル
意外に思われるかもしれませんが、赤魚は唐揚げやムニエルにしてもおいしく仕上がります。外はカリッと、中はふんわりした食感が楽しめるのがポイントです。下味に塩こしょうとにんにくを効かせると、お子さんにも人気のおかずになるでしょう。
ムニエルの場合はバターとレモンを添えると、洋風のメインディッシュとして食卓が華やぎます。小麦粉を薄くまぶして焼くと、表面がカリッと仕上がります。
赤魚は淡白な白身魚だからこそ、和洋どちらの味つけにも合わせやすいのが最大の強みです。煮付け以外の食べ方もぜひ試してみてください。
冷凍赤魚の選び方と解凍のコツ
スーパーで買える赤魚は冷凍品が大半です。おいしく食べるためには、選び方と解凍方法がカギになります。
売り場には性格の違う2タイプが並んでいます。1つは、凍っていたものを店で戻して鮮魚ケースに並べたパックで、この場合は「解凍」と表示されます。もう1つは、凍ったまま冷凍ケースに置かれている切り身や漬け魚です。
「解凍」表示のパックを家庭で凍らせ直すと、水分が抜けて食感が落ちやすくなります。買ったその日に調理するつもりで選ぶと安心です。冷凍ケースのものは持ち帰りの時間を短くし、帰宅後すぐ冷凍庫へ移してください。
選ぶときのチェックポイント
冷凍赤魚を選ぶ際は、以下の点に注目してみてください。
- パッケージに霜が少ないもの(霜が多いと鮮度が落ちている可能性あり)
- 身の色が鮮やかで、変色していないもの
- 魚種名が明記されているもの(「赤魚(アラスカメヌケ)」など)
袋の中で切り身どうしがくっついて板状に固まっているものは、輸送や陳列の途中で一度ゆるんだ可能性があります。1切れずつばらけている商品なら、必要な分だけ取り出せるので使い勝手も良くなります。
内容量に対して氷の粒が目立つ商品も、同じ理由で避けたほうが無難です。同じ棚に並ぶ商品を2つ比べるだけでも、状態の差は見えてきます。
おいしく解凍する方法
おすすめの解凍方法
- 冷蔵庫で半日〜一晩:ドリップが出にくく、身のうまみを逃がさない方法。前日の夜に冷蔵庫へ移すのがおすすめ
- 流水解凍:急いでいるときに便利。ポリ袋に入れたまま流水にあてると15〜20分ほどで解凍できる
冷蔵庫で戻すときは、受け皿を敷いてラップをかけ、出てきた水分に身が浸からないようにします。ドリップに浸かったままだと、においが戻りやすくなるためです。
中心が少し凍っているくらいの半解凍なら、そのまま調理して構いません。むしろ完全に解けてから置いておくほうが水っぽくなるので、戻りきったら早めに火を通すのが正解です。


赤魚のよくある質問
切り身を買ってから食卓に出すまでに迷いやすい点を、質問の形でまとめました。
- 西京漬けや粕漬けの赤魚は、どのくらい日持ちしますか?
-
市販の漬け魚は、パッケージに書かれた期限の表示に従ってください。冷凍のものは凍ったままなら表示の期限まで置けますが、いったん戻したあとは生の切り身と同じ扱いになります。自宅で味噌や酒粕に漬けた場合は、冷蔵で2〜3日のうちに焼き切るくらいの計画で漬けると安心です。
- 「メヌケ」と書かれた切り身は、赤魚とは別の魚ですか?
-
呼び名が違っても、指している魚まで別とは限りません。手がかりになるのは売り場と値段で、冷凍の切り身が手ごろな価格で積まれていれば輸入のメヌケ類、鮮魚ケースに1切れ数百円以上で並んでいれば国産のメヌケ類やアコウダイの可能性が高くなります。
- 赤魚の切り身に骨は残っていますか?
-
中骨に沿って切られているため小骨が残っていることがあります。小さなお子さんや年配の家族に出すときは、焼いたあとに身をほぐしてから盛りつけると安心です。骨取り済みと明記された商品も売られているので、気になる場合はその表示を探してみてください。
- 赤魚は刺身で食べられますか?
-
スーパーで売られている赤魚の切り身は、加熱して食べる前提の商品がほとんどです。パッケージに「生食用」「刺身用」の表示がないものは、焼く・煮るなど火を通して食べてください。生で食べたいときは、表示のある商品を鮮魚売り場で探すことになります。
- 煮付けが生臭く仕上がってしまいます。どうすればよいですか?
-
もともと臭みの少ない魚ですが、解凍で出た水分が身に残っていると気になることがあります。切り身にさっと熱湯をかけて表面が白くなったら冷水に取り、残ったぬめりや血合いを落としてから鍋に入れてください。煮汁を先に沸かしてから魚を入れる、しょうがの薄切りを一緒に煮る、といった方法も効果的です。
まとめ
赤魚とは特定の魚の名前ではなく、体が赤い複数の深海魚をまとめた流通上の総称です。
スーパーで並んでいる赤魚の正体は、主にアラスカメヌケという輸入魚です。国産のアコウダイは漁獲量が少なく、今では高級魚の扱いになっています。
クセのない白身で、煮付け・西京焼き・唐揚げ・ムニエルと幅広い調理法に対応できるのが赤魚の魅力でしょう。冷凍品を上手に選んで解凍すれば、手軽においしい魚料理が楽しめます。
普段なんとなく買っていた赤魚の正体がわかると、スーパーの鮮魚コーナーを見る目も少し変わるかもしれません。
- 値札の「赤魚」は魚の種名ではなく、赤い深海魚をひとまとめにした売り場の呼び方
- 手ごろな値段で並ぶ切り身は、アラスカ近海などから届く輸入品と考えてよい
- 身は白身で、背の青い魚が苦手な人にも合わせやすい
- 「解凍」表示のパックは凍らせ直さず、その日のうちに調理する
- 厚い側を先に火にあて、加熱しすぎないことがふっくら仕上げるコツ
冷蔵庫に一切れある人は、今夜の分から試してみてください。水気をふいて軽く塩を振り、10分置いてから中火で焼くだけでも、身のふっくらした感じははっきり変わります。
時間に余裕があるなら、冷蔵庫に移しておいて明日の煮付けに回す手もあります。皮目を上にして煮汁の半分だけで煮る——この2点を守れば、いつもの一切れが少し違う顔を見せてくれるはずです。


