「モナ王って何種類あるの?」「チョコモナカジャンボと何が違うの?」と気になったことはありませんか。モナ王はロッテが販売しているモナカアイスで、バニラアイスをモナカで挟んだシンプルな作りと、手に持ったときの大きさが特徴のロングセラーです。
この記事では、モナ王の特徴、定番と限定品の種類、値段・カロリー・売っている場所、チョコモナカジャンボとの違い、モナカをしけらせない保存と食べ方までをまとめました。いつでも買えるのはバニラとマルチバニラが中心で、宇治抹茶やコラボ品は時期限定と覚えておくと、店頭で迷いません。
モナ王とは?ロッテの食べ応えあるモナカアイス
モナ王は、ロッテが「食べ応えのあるモナカアイス」として展開しているブランドです。看板商品のバニラは、モナカの中にバニラアイスだけが詰まっていて、チョコやソースは入っていません。モナカとアイスの組み合わせだけで勝負する素直な味が、長く選ばれている理由のひとつです。
ここでは、まず発売の経緯と大きさを、続いて2022年のリニューアルで何が変わったのかを説明します。先に押さえておきたいのは、「モナ王」は1つの商品名であると同時に、バニラ・マルチ・限定品をまとめたブランド名でもあるという点です。

1990年代半ばに登場した大きめのモナカアイス
モナ王の発売は1995年とする資料が多く、1996年とする資料もあります。発売当初の内容量は180mlで、それまでのモナカアイスよりひと回り大きく、中高生の男子などしっかり食べたい層に向けた商品として登場しました。現在のバニラは160mlです。
形の特徴は、表面が8つの山に区切られた長方形のモナカです。山の境目に沿って割れるので、家族で分けたり、少しずつ食べたりするときにも扱いやすい形です。「王」の字が入った名前のとおり、大きさとボリュームで存在感を出したモナカアイスといえます。
2022年のリニューアルで変わったところ
2022年は、モナ王にとって大きな見直しが続いた年です。まず2月28日に、箱入りの「モナ王マルチ バニラ」が13年ぶりに大幅リニューアルされました。続いて1個入りの「モナ王 バニラ」も、15年ぶりに品質とパッケージデザインを大きく見直し、アイスのぎっしり感を高めた形で生まれ変わっています。
さらに同じ年の11月上旬からは、「モナ王 バニラ」と「モナ王 宇治抹茶」が冬限定の濃厚な味わいに切り替えられました。乳脂肪分を増やし、香料を調整してミルクや抹茶のコクを強めたうえで、アイスの密度を高くして食べ応えを出したと発表されています。季節によって味の濃さが変わることがあるのも、モナ王の面白いところです。
モナ王の種類一覧|定番・季節限定・歴代コラボ
ふだんのお店で見かけるのは、1個入りの「モナ王 バニラ」と、小さめのモナカが5個入った「モナ王マルチ バニラ」です。ロッテ公式サイトのモナ王の商品一覧には、この2つと、チョコレート入りの「モナ王<クランキー>」が並んでいます。宇治抹茶やあずき、キャラクターパッケージは、季節や販売先を限って登場してきました。
ここでは「いつでも買える定番」「季節・自販機限定」「歴代のコラボ商品」の3つに分けて紹介します。探している味が見つからないときは、終売なのか、時期限定でたまたま店頭にないだけなのかを分けて考えると、次にどこで探せばよいかがはっきりします。
いつでも買える定番:バニラとマルチバニラ
「モナ王 バニラ」は、160mlの1個入りです。コンビニやスーパーのアイス売り場で、もっとも見かけやすいモナ王です。1個でしっかり満足したい人や、仕事や部活の帰りに1つだけ買いたい人に向いています。
「モナ王マルチ バニラ」は、100mlのモナカが5個入った箱タイプで、全体の内容量は500mlです。2022年のリニューアル時の発表では、種類別名称はラクトアイスとされています。1個あたりが小さいので、子どものおやつや、家族で1つずつ分けるときに使いやすいサイズです。冷凍庫に常備しておくなら、こちらが便利です。
| 商品 | 内容量 | 入り数 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| モナ王 バニラ | 160ml | 1個 | 1個でしっかり食べたいとき |
| モナ王マルチ バニラ | 500ml(100ml×5個) | 5個 | 家族で分ける・冷凍庫に常備する |
| モナ王<クランキー> | 160ml | 1個 | チョコとサクサク感も楽しみたいとき |
季節・自販機限定:宇治抹茶と粒入りあずき
「モナ王 宇治抹茶」は、石臼挽きの抹茶を使った抹茶アイスのモナ王です。2022年11月には冬限定の濃厚な味わいとしてリニューアルされ、2024年2月下旬には映画のキャラクター「ミニオン」をあしらったパッケージでも発売されました。一年中並ぶ定番ではないため、店頭で見かけない時期があります。ただし、ロッテから終売の発表は確認できていません。
「モナ王 粒入りあずき」は、駅や商業施設などにあるアイスの自動販売機の専用商品です。なめらかなモナカに、粒入りのあずきアイスを合わせています。自販機向けには「モナ王 バニラ」も用意されていて、スーパーでは買えない味が自販機にだけある、という点は覚えておくと便利です。過去には「モナ王マルチ 北海道あずき」(2018年3月)や「モナ王 マイルドコーヒー」(2018年12月)も発売されています。

歴代のコラボ商品
モナ王は、ほかのお菓子やキャラクターとのコラボ商品も多いブランドです。2022年5月には、ロッテのチョコレート「クランキー」と組んだ「モナ王<クランキー>」と「クランキー<モナ王>」が同時に発売されました。アイスとチョコレートの両方で、お互いの名前を入れ替えた商品を出した珍しい企画です。
2024年8月19日には、食事宅配サービスのマッスルデリと共同開発した「モナ王×マッスルデリ バニラ」が関東限定で発売されました。1個でたんぱく質を10gとれる設計で、通常のモナ王バニラの約2.3倍です。モナカも8つではなく、腹筋をイメージした6つの区切りになっています。主なコラボ商品を年順にまとめました。
| 発売時期 | 商品名 | 特徴 |
|---|---|---|
| 2021年 | モナ王 レアチーズケーキ | クリームチーズの「キリ」とのコラボ |
| 2022年5月 | モナ王<クランキー> | モルトパフ入りのチョコをモナカでサンド |
| 2022年5月下旬 | モナ王 バニラ・宇治抹茶(ミニオン) | ミニオンのデザインのパッケージ |
| 2024年2月下旬 | モナ王 バニラ・宇治抹茶(ミニオン) | ミニオンパッケージの再登場 |
| 2024年8月 | モナ王×マッスルデリ バニラ | たんぱく質10g・関東限定 |
| 2024年10月 | モナ王<クランキー> | 160mlのビッグサイズで再登場 |
モナ王の値段・カロリーと売ってる場所
1個入りの「モナ王 バニラ」は、2025年9月の値上げ後で180円前後が目安です。ただし、アイスの値段は店が決めるため、スーパーの特売やドラッグストアではこれより安く、コンビニでは目安どおりか少し高めになることがあります。カロリーは味によって違うので、買う商品のパッケージの栄養成分表示を見るのが確実です。
ここでは、値段がどう変わってきたか、カロリーと内容量の表示をどう読むか、どの店で買えるかの3点を順に説明します。値段は「いつの時点の、どの販売先の価格か」で数字が変わるので、比べるときは時期と売り場をそろえて見るのがコツです。
値段の目安と値上げの推移
モナ王は、原材料や物流費の上昇にあわせて何度か値上げされてきました。2019年3月出荷分からの価格改定では、モナ王バニラや宇治抹茶も対象に入っています。2022年11月のリニューアル時には、バニラ160mlの希望小売価格は162円(税込)と発表されていました。
その後、2024年3月出荷分では、自販機用の「モナ王 バニラ」などが150円から170円になりました。2025年6月18日には、ロッテが市販用アイス46品の値上げを発表し、2025年9月1日出荷分から改定しています。この改定のあと、1個入りのモナ王は180円前後で売られるようになりました。
なお、2026年6月には、アイスの大手メーカー6社が希望小売価格をめぐるカルテルの疑いで公正取引委員会の立ち入り検査を受けたと報じられました。ロッテは18日に予定していたアイスの価格改定の発表をいったん取りやめ、翌19日に、市販用アイス35品を2026年7月から10月にかけて3段階で値上げすると発表しました。対象は「雪見だいふく」や「クーリッシュ」などで、モナ王が含まれるかどうかは同社の「価格改定のお知らせ」の商品一覧で確かめられます。180円前後という目安は、この改定で変わっている場合があります。
カロリーと内容量の見方
モナ王バニラのカロリーは、1個(160ml)でおよそ225〜257kcalと、食品データベースによって登録値に幅があります。リニューアルで配合が変わっているためで、今売られている商品の数字は、パッケージ裏の栄養成分表示かロッテ公式サイトの商品ページで確認できます。チョコ入りの「モナ王<クランキー>」は1個314kcalと、バニラより高めです。
パッケージには「ラクトアイス」「アイスミルク」といった種類別名称も書かれています。これは乳成分の量による区分で、アイスミルクは乳固形分10.0%以上(うち乳脂肪分3.0%以上)、ラクトアイスは乳固形分3.0%以上と決められています。同じモナ王でも商品やリニューアルの時期によって区分が違うことがあるので、ミルク感の強さを比べたいときは、この表示もあわせて見てみてください。
どこで売ってる?スーパー・コンビニ・自販機・通販
1個入りのバニラは、コンビニ・スーパー・ドラッグストアのアイス売り場で広く扱われています。箱入りのマルチバニラは、スーパーやドラッグストアの「マルチパック」の棚に並ぶことが多く、コンビニでは扱いのない店もあります。宇治抹茶などの限定品は入荷する店が限られるので、見つからないときはスーパーの大型店から探すと効率的です。
自販機専用の「モナ王 粒入りあずき」は、ロッテのアイス自販機でしか買えません。設置場所や品ぞろえは自販機ごとに違います。通販では、「モナ王×マッスルデリ バニラ」が2025年3月10日からロッテ公式オンラインショップで12個セット(3,500円・税込・送料込み)として販売されました。通常のモナ王は、ネットスーパーなどの冷凍品の取り扱いを確認してみてください。

モナ王とチョコモナカジャンボの違い
いちばん大きな違いは、中にチョコが入っているかどうかです。モナ王バニラはバニラアイスだけ、森永製菓のチョコモナカジャンボはバニラアイスにチョコが組み合わさっています。どちらも長方形で割って食べられるモナカアイスですが、メーカーも発売時期も違い、食感の方向性もはっきり分かれます。
ここでは、まずメーカー・内容量・中身を表で比べ、次に食感の違いとどちらを選ぶとよいかを説明します。「どちらがおいしいか」は好みで決まるので、何を重視するかで選び分けるのがおすすめです。迷ったときは、チョコの有無とモナカの食感の2点で比べると選びやすくなります。
メーカー・中身・大きさの比較
チョコモナカジャンボは1972年に発売された森永製菓のロングセラーで、モナ王より20年以上早く登場しています。内容量は150mlで、モナ王バニラの160mlより少しだけ小さめです。中身は、バニラアイスの中央に板状のチョコが入り、モナカの内側にもチョコの層があります。主な違いを下の表にまとめました。
| 項目 | モナ王 バニラ | チョコモナカジャンボ |
|---|---|---|
| メーカー | ロッテ | 森永製菓 |
| 発売 | 1995〜1996年 | 1972年 |
| 内容量 | 160ml | 150ml |
| 中身 | バニラアイスのみ | バニラアイス+板チョコ・チョコの層 |
| モナカの食感 | アイスになじむやわらかめ | パリパリ感が強い |
| 味の印象 | ミルクとモナカの素朴な味 | チョコとバニラの組み合わせ |
食感の違いとどちらを選ぶか
チョコモナカジャンボのパリパリ感は、モナカの内側のチョコの層がアイスの水分をさえぎっているためです。森永製菓はこの層を「チョコの壁」と呼び、徹底した鮮度管理とあわせてパリパリ食感の維持・改良を続けているとしています。一方のモナ王は、モナカとバニラアイスが直接触れているので、時間がたつとモナカがアイスになじみ、しっとりとした口当たりになります。
バニラの味をまっすぐ楽しみたい人や、コーヒーやあんこなどと合わせてアレンジしたい人には、余計な味のないモナ王が向いています。チョコの甘さとパリッとした歯ざわりを楽しみたいなら、チョコモナカジャンボです。モナ王でもチョコとサクサク感がほしいときは、モルトパフ入りのチョコが入った「モナ王<クランキー>」を選ぶとよいでしょう。
モナカのパリパリ感を重視するならチョコモナカジャンボ、バニラとモナカの素朴な味やアレンジのしやすさを重視するならモナ王、と選び分けるのがおすすめです。
モナ王をおいしく食べるコツと保存
モナ王をおいしく食べるいちばんのコツは、冷凍庫の中で温度を上げ下げさせないことです。アイスはマイナス18℃以下で保存すれば細菌が増えず、品質の変化もわずかなので、賞味期限の表示を省略することが認められています。ただ、温度が上がったり下がったりすると、モナカがしけたり、アイスがざらついたりと食感が落ちてしまいます。
ここでは、冷凍庫での置き場所と保存のしかた、食べる前のひと手間、手軽なアレンジの3つを紹介します。どれも特別な道具はいらず、買ってから食べるまでの扱い方を少し変えるだけでできる工夫です。
モナカをしけらせない冷凍庫での保存
買ったあとは、できるだけ早く冷凍庫に入れます。夏場や帰りが遠いときは、保冷バッグや保冷剤を使うと溶けかけを防げます。一度溶けかけたアイスを冷凍し直すと、溶けた水分がモナカにしみこんで、食感が戻らなくなります。持ち歩くときに溶けにくさを重視したい場合は、モナカアイスなど溶けにくいタイプの選び方も参考にしてください。

- ドアの近くや手前は開け閉めで温度が上がりやすいので、奥や下の段に置く
- マルチバニラは箱を開けたら、個包装のまま密閉袋に移すと霜がつきにくい
- まとめ買いしたときは、冷凍庫に詰め込みすぎず冷気の通り道を残す
- 表示はなくても風味は少しずつ落ちるので、買ってから早めに食べる
食べる前に少し置くとよい理由
冷凍庫から出したばかりのモナ王は、アイスがかたく、モナカと一緒にかじると割れたモナカが袋の中に散りやすくなります。袋のまま室温に数分置き、アイスの表面が少しやわらかくなってから食べると、モナカとアイスが一緒に口に入り、ミルクの味も感じやすくなります。
ただし、置きすぎるとアイスの水分をモナカが吸って、しっとりを通り越してふやけてしまいます。夏場の暖かい部屋なら短めに、冬なら少し長めにと、季節で置く時間を変えるのがコツです。分けて食べるときは、山の境目に沿って袋の上から割ると、手を汚さずにきれいに分けられます。
ひと手間のアレンジ
モナ王バニラはチョコやソースが入っていないぶん、ほかの味を合わせやすいアイスです。お皿にのせて、濃いめにいれたコーヒーを少しかければ、アフォガート風になります。モナカがコーヒーを吸うので、かけたらすぐに食べるのがおいしく食べるポイントです。
和風にするなら、きな粉と黒みつをかけたり、市販のゆであずきを添えたりすると、あずきモナカのような味わいになります。いちごやバナナの薄切りをはさむと、フルーツサンドのような見た目も楽しめます。どのアレンジも、モナカがやわらかくなる前に食べ切れる量だけ作るのがおすすめです。

モナ王のよくある質問
- モナ王の賞味期限はどのくらいですか?
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モナ王を含むアイス類は、マイナス18℃以下で保存すれば品質の変化がわずかなため、賞味期限の表示を省略してよいことになっています。そのため袋に期限は書かれていません。ただ、冷凍庫の開け閉めで風味や食感は少しずつ落ちるので、買ってから早めに食べるのがおすすめです。
- モナ王の宇治抹茶はもう売っていないのですか?
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宇治抹茶は一年中並ぶ定番ではなく、冬限定の濃厚版やミニオンのパッケージ版など、時期を限って登場してきました。ロッテから終売の発表は確認できていないので、店頭にない時期は入れ替えの可能性があります。新しい発売情報は、ロッテのニュースリリースで確かめられます。
- モナ王にチョコは入っていますか?
-
定番の「モナ王 バニラ」には、チョコは入っていません。モナカとバニラアイスだけのシンプルな作りです。チョコ入りがよい場合は、モルトパフ入りのチョコを合わせた「モナ王<クランキー>」があります。
- モナ王はいくつに割れますか?
-
モナ王バニラのモナカは、表面が8つの山に区切られていて、山の境目に沿って袋の上から割ると分けやすくなっています。コラボ商品の「モナ王×マッスルデリ バニラ」は、腹筋をイメージした6つの区切りです。
- モナ王は自販機でも買えますか?
-
買えます。駅や商業施設などにあるロッテのアイス自販機向けに、「モナ王 バニラ」と自販機専用の「モナ王 粒入りあずき」が用意されています。品ぞろえは自販機ごとに違うので、置いていない場所もあります。
まとめ
モナ王は、ロッテが1990年代半ばに発売した、食べ応えのあるモナカアイスです。いつでも買える定番は1個入りのバニラ(160ml)と、5個入りのマルチバニラが中心です。宇治抹茶や自販機専用の粒入りあずき、クランキーやマッスルデリとのコラボ品は、時期や販売先を限って登場してきました。
1個入りのバニラは2025年9月の値上げ後で180円前後が目安です。カロリーや種類別名称は商品と時期で変わるので、パッケージの表示で確かめるのが確実です。
チョコモナカジャンボとの違いは、チョコの有無とモナカの食感です。モナ王はバニラだけのシンプルな味なので、コーヒーやきな粉を合わせるアレンジにも向いています。冷凍庫の奥で温度を一定に保ち、食べる前に数分置くと、モナカとアイスがなじんだおいしい状態で楽しめます。
