12月の行事食といえば、冬至のかぼちゃと大晦日の年越しそば。ここまではすぐ浮かんでも、月の初めにも行事食があることや、餅つきや鏡餅を「いつ」用意するのがよいかまでは、意外と知られていません。
この記事では、12月の行事を日付の順に並べ、それぞれの食べ物と由来をまとめます。2026年の日付入りの一覧表もあるので、年末の献立や買い出しの段取りを決めるときに使ってください。
12月の行事食の軸は「年を越すための支度」です。冬至で一年の折り返しを祝い、大晦日にそばで一年を締め、その間に正月の餅とおせちを整える。この流れでとらえると、行事ごとの食べ物がすっきり頭に入ります。
12月の行事食とは?一年を締めくくり、正月を迎える支度の月
12月の行事食は、大きく分けて三つの流れに分かれます。一つ目は、冬至のかぼちゃや大晦日の年越しそばのように、その日に食べることで一年の区切りをつける食べ物。二つ目は、餅つき・鏡餅・おせちのように、正月に向けて年内に用意しておく食べ物。三つ目は、明治以降に定着したクリスマスの料理です。
このあとは、まず2026年の日付を一覧表で押さえ、11月との違いを整理します。12月は日付で固定された行事が多い一方、冬至だけは年によって21日か22日に動くので、その年の暦で確かめておくと安心です。
12月の主な行事と食べ物一覧(2026年)
2026年12月の行事と、代表的な行事食を日付の順に並べました。地域によって行う日や食べるものが違う行事もあるため、ここでは広く知られている形を載せています。
| 行事 | 2026年の日付 | 代表的な行事食 |
|---|---|---|
| 乙子の朔日(おとごのついたち) | 12月1日(火) | 川浸り餅(ぼたもち・餅) |
| 大雪(たいせつ) | 12月7日(月) | 鍋物・冬野菜の煮物 |
| 事八日(ことようか)・針供養 | 12月8日(火) | お事汁(小豆と根菜の汁) |
| 正月事始め・すす払い | 12月13日(日) | (年末の大掃除を始める日) |
| 冬至(とうじ) | 12月22日(火) | かぼちゃ・小豆粥・「ん」のつく食べ物 |
| クリスマス・イブ/クリスマス | 12月24日(木)・25日(金) | クリスマスケーキ・ローストチキン |
| 餅つき・鏡餅を飾る日の目安 | 12月28日(月) | のし餅・鏡餅 |
| 大晦日(おおみそか) | 12月31日(木) | 年越しそば・年取り膳 |
11月との違い|「収穫を締めくくる」から「年を越す支度」へ
11月の行事食は、亥の子餅や新嘗祭の新米のように、その年に穫れた米で収穫を締めくくるものが中心でした。12月になると、主題は「収穫」から「年の境目をどう越すか」へ移ります。冬至は昼がいちばん短くなる日で、昔は一年の始まりとも考えられていました。大晦日は文字どおり一年の最後の日です。
もう一つの違いは、12月の行事食に「その日に食べるもの」と「先に用意しておくもの」が混ざる点です。餅つき・鏡餅・おせちの準備は、正月の行事食を年内に仕込む作業にあたります。食べる日ではなく用意する日に意味があるため、日取りの縁起が重んじられてきました。

月初めの行事食|乙子の朔日の川浸り餅・事八日のお事汁
12月の行事食は冬至から始まると思われがちですが、月の初めにも行事食があります。12月1日の「乙子の朔日」には餅を、12月8日の「事八日」には小豆と根菜の汁を食べる習わしが、各地の農村に伝わってきました。どちらも全国共通の行事ではないものの、年末の慌ただしさに入る前に、身を慎んで災いを避けるという考え方が共通しています。
ここでは、二つの行事がそれぞれ何を願う日なのか、何をどう食べるのかを順に見ていきます。どちらも特別な材料はいらず、家にある餅や根菜で再現できる行事食です。
乙子の朔日(12月1日)と川浸り餅
乙子の朔日は、12月1日を指す呼び名です。「乙子(おとご)」は末っ子のこと。一年の最後の月の最初の日なので、こう呼ばれるようになりました。もとは旧暦の12月1日の行事で、西日本を中心に、この日に餅やぼたもちを作って食べる習わしがあります。
この日の餅を食べると水の事故にあわないとされ、東日本では「川浸り(かわびたり)の朔日」とも呼ばれます。そのため餅を「川浸り餅」と呼んだり、餅を川に供えたりする地域があり、広島には「川通り餅」という同じ系統の行事も伝わっています。冬の川仕事や水仕事が多かった時代の、水難よけの願いが込められた行事です。
家庭で取り入れるなら、12月1日の朝に切り餅を焼いて食べるだけで十分です。正月用に買った餅を少し早めに一袋開ける、という形でも行事の意味は伝わります。
事八日(12月8日)のお事汁と、針供養のこんにゃく
事八日は、12月8日と2月8日の二つの日をまとめた呼び方です。正月の行事を「事」とみて、12月8日を正月の準備を始める「事始め」、2月8日を「事納め」とする地域があります。反対に、農作業を「事」とみて、12月8日を「事納め」とする地域もあり、どちらを始めとするかは土地によって違います。
この日に食べるのが「お事汁(おことじる)」です。関東を中心に伝わる具だくさんの汁で、小豆・里芋・大根・にんじん・ごぼう・こんにゃくを味噌で煮るのが一般的な形です。事八日の夜には一つ目の妖怪が家々を回るという言い伝えがあり、目の多い籠を軒先に掲げ、家にこもって身を慎みました。その夜に食べる汁がお事汁で、赤い小豆には魔よけの意味が重ねられています。
同じ12月8日には、折れた針を供養する「針供養」を行う地域もあります。関東では2月8日、関西や九州では12月8日に行うところが多いとされます。古い針を豆腐やこんにゃくに刺して、硬いものを縫ってきた労をねぎらう行事で、こんにゃくはここでは食べるためではなく、針を休ませる台として使われます。
冬至(2026年は12月22日)の行事食
冬至は二十四節気の一つで、一年のうち昼がもっとも短く、夜がもっとも長くなる日です。2026年は12月22日(火)にあたります。この日を境に昼が少しずつ長くなるため、冬至は「一陽来復(いちようらいふく)」、つまり悪いことが去って運が上向きに転じる日とされてきました。
冬至の行事食は、かぼちゃ、「ん」のつく食べ物、小豆の三つに大きく分かれます。このあとでは、まずかぼちゃを食べる理由を、続いて「ん」のつく七つの食べ物を、最後に小豆粥やいとこ煮など地域に残る冬至の料理を紹介します。冬至の夜には、ゆずを浮かべた「ゆず湯」に入る習わしもあります。
冬至にかぼちゃを食べる理由|旬ではないのに食べるわけ
かぼちゃの収穫期は夏から秋で、12月は旬ではありません。それでも冬至に食べるのは、かぼちゃが長く保存できる野菜だからです。皮が硬く、丸ごとなら風通しのよい場所で数か月もちます。夏に穫ったものを冬まで蓄え、青物が少なくなる時期に食べる知恵が、冬至の習わしにつながったと考えられています。
「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」という言い伝えも、こうした背景から生まれました。かぼちゃにはβ-カロテンやビタミンC・Eが含まれており、冬に野菜が手に入りにくかった時代の貴重な食材だったことは確かです。ただし言い伝えは言い伝えとして、食べることで病気を防げるわけではありません。冬至にかぼちゃを食べる習慣が広まったのは江戸時代中期以降といわれています。
今の12月の売り場に並ぶかぼちゃは、国産の貯蔵品か、ニュージーランドやメキシコなどから届く輸入品です。カットしたものは切り口から傷みやすいので、種とわたを取ってラップで包み、早めに使い切りましょう。


「ん」のつく冬至の七種と運盛り
冬至には、名前に「ん」がつく食べ物を食べると運が呼び込めるとされ、これを「運盛り(うんもり)」と呼びます。「いろは歌」の最後が「ん」であることから、「ん」には一巡して新しい始まりへ向かう意味が重ねられました。冬至を一陽来復の日とする考え方と結びついた縁起かつぎです。
なかでも「ん」が二つ入る次の7種は「冬至の七種(ななくさ)」と呼ばれ、運が二倍になるとされています。
| 呼び名 | 食べ物 | 手軽な食べ方 |
|---|---|---|
| なんきん | かぼちゃ | 煮物・いとこ煮 |
| れんこん | 蓮根 | きんぴら・煮物 |
| にんじん | 人参 | 煮物・汁物 |
| ぎんなん | 銀杏 | 茶碗蒸し・炒り銀杏 |
| きんかん | 金柑 | 甘露煮・生食 |
| かんてん | 寒天 | 寒天寄せ・みつ豆 |
| うんどん | うどん | 鍋の締め・煮込みうどん |
7種すべてをそろえる必要はありません。かぼちゃ・れんこん・にんじんを一つの鍋で煮れば、それだけで三つの「運」が盛れます。夕食を煮込みうどんにして、にんじんとかぼちゃを具に入れるのも手軽な方法です。ぎんなんは一度にたくさん食べないよう、大人でも数粒程度にとどめておくと安心です。
小豆粥・いとこ煮・こんにゃく|地域に残る冬至の食べ物
冬至には、小豆を使った料理を食べる地域も多くあります。代表的なのが「冬至粥」とも呼ばれる小豆粥です。小豆の赤い色には邪気を払う力があると考えられ、一年の境目に体を清める意味で食べられてきました。
かぼちゃと小豆を一緒に甘く煮た「いとこ煮」も、冬至の定番です。名前の由来には、硬いものから順に「おいおい(追い追い)」煮ていくことを「甥(おい)」にかけ、甥の次の「いとこ」と呼んだという説や、相性のよい食材を親戚に見立てたという説があります。ゆで小豆の缶やパウチを使えば、かぼちゃを煮て最後に加えるだけなので、20分ほどで作れます。
このほか、冬至にこんにゃくを食べる地域もあります。こんにゃくは古くから「体の砂払い」と呼ばれ、一年のうちにたまった体の中の砂を出すという言い伝えから、冬至や大晦日に食べる習わしが残っています。言い伝えに医学的な裏づけがあるわけではありませんが、田楽や煮しめにすれば冬至の献立に一品足せます。

冬至の行事食を一品にしぼるなら、いとこ煮がおすすめです。かぼちゃ(なんきん)と小豆という、冬至の二大食材を一皿でとれます。

クリスマス(12月25日)の食べ物と由来
クリスマスは、もともとキリストの降誕を祝うキリスト教の祭日です。日本では宗教行事というより家族や友人と食卓を囲む日として定着し、ケーキとチキンが「クリスマスの行事食」の定番になりました。2026年はイブの24日が木曜日、25日が金曜日にあたるため、平日の夜に食べる家庭が多くなりそうです。
日本のクリスマス料理は、海外の習慣をそのまま受け継いだものではありません。いちごのショートケーキも、チキンを食べる習慣も、日本で独自に形が整ったものです。このあとでは、ケーキとチキンが日本で定着した経緯と、ヨーロッパ各地に伝わるクリスマスの菓子を順に紹介します。
クリスマスケーキが日本で定着した経緯
欧米のクリスマスケーキは、ドライフルーツや洋酒をたっぷり使った焼き菓子が主流です。イギリスのクリスマスケーキやクリスマスプディングは、何週間も前に作って熟成させるのが一般的で、日本のような生クリームといちごのケーキとは姿がまったく違います。
日本でクリスマスケーキが売られるようになったのは明治から大正にかけてで、洋菓子店が売り出したのが始まりとされます。家庭に広まったのは、冷蔵設備が普及し、生クリームのケーキが日持ちの心配なく手に入るようになった昭和30年代以降です。
ケーキを予約するときに迷うのが大きさです。直径12cmの4号は2〜4人、15cmの5号は4〜6人がおおよその目安なので、家族の人数に合わせて選びましょう。生クリームのケーキは当日中か翌日までに食べきるのが基本です。

七面鳥とローストチキン|欧米と日本の違い
アメリカやイギリスでは、クリスマスのごちそうといえば七面鳥(ターキー)の丸焼きです。お腹に詰め物をしてオーブンで焼き、大勢で切り分けて食べます。
日本では七面鳥が手に入りにくく、家庭のオーブンにも収まらないため、身近な鶏肉で代用する形が広まりました。骨付きのもも肉を焼くローストチキンや、フライドチキンがその代表です。1970年代にフライドチキンのチェーン店がクリスマスの宣伝を始めたことも、「クリスマスにはチキン」という習慣が定着した一因とされています。
12月の後半は骨付きの鶏もも肉が売り場に増えますが、24日当日は品薄になりやすいので、前日までに買っておくと安心です。
シュトーレン・ブッシュ・ド・ノエル・パネトーネ
ヨーロッパには、国ごとに異なるクリスマスの菓子があります。近年は日本のパン店や洋菓子店でも並ぶようになり、11月の終わりから少しずつ食べ進める楽しみ方も広まってきました。
- シュトーレン(ドイツ):ドライフルーツやナッツを練り込み、粉砂糖で覆った発酵菓子。クリスマスまでの約4週間(アドベント)に、薄く切って少しずつ食べます。
- ブッシュ・ド・ノエル(フランス):「クリスマスの薪」という意味のロールケーキ。薪の形にチョコレートクリームを塗り、木の肌を模した筋をつけます。
- パネトーネ(イタリア):ミラノ発祥とされる、ドーム形の背の高い発酵菓子。干しぶどうや柑橘の皮が入り、ふんわり軽い食感です。
シュトーレンとパネトーネは生クリームを使わないため、常温で日持ちします。

大晦日(12月31日)の年越しそばと年取りの膳
大晦日は一年の最後の日で、2026年は12月31日(木)です。「みそか」はもともと月の30日目、つまり月の最終日を指す言葉で、一年の最後の「みそか」なので「大」がつきます。大晦日の行事食は全国的には年越しそばですが、北海道や東北などでは、この夜にごちそうを並べる「年取り」の膳を囲む習わしもあります。
このあとでは、年越しそばの由来、食べる時間と具の意味、そして年取り膳の順に紹介します。
年越しそばの由来|細く長く・厄を断つ・金を集める
年越しそばの習慣は、江戸時代の中ごろに広まったとされます。江戸の商家では、忙しい月末にそばを食べる「三十日(みそか)そば」の習わしがあり、それが一年の最後の大晦日にだけ残ったものが年越しそばだといわれています。由来としてよく挙げられるのは、次の三つです。
- 細く長く:そばのように細く長く、長生きできるようにという願い
- 厄を断つ:そばはほかの麺より切れやすいため、一年の苦労や災いを断ち切るという意味
- 金を集める:金箔の職人が、飛び散った金粉をそば粉の団子で集めたことから、金運を願う意味

年越しそばはいつ食べる? 食べる時間と具の意味
年越しそばを食べる時間に決まりはなく、大晦日の夕食に食べる家庭もあれば、夜遅く除夜の鐘を聞きながら食べる家庭もあります。気をつけたいのは「年を越してから食べない」ことで、そばを残したまま年が明けると縁起が悪いとする言い伝えがあります。日付が変わる前に食べ終えるようにしましょう。
具にも縁起が重ねられています。ねぎは「労(ねぎ)らう」に通じ、えびの天ぷらは腰が曲がるまで長生きすることを願うもの。紅白のかまぼこは祝いの色です。京都では、身欠きにしんの甘露煮をのせた「にしんそば」を年越しに食べる家庭もあります。
乾麺は日持ちがするので、年越し用に早めに買っておけます。ゆでるときはたっぷりの湯を使い、ゆで上がったらすぐ冷水で洗ってぬめりを落とすと、温かいそばにしても麺がのびにくくなります。

年取り膳|大晦日にごちそうを食べる地域
北海道・東北・長野・新潟などでは、大晦日の夜に家族でごちそうを囲む「年取り」の習わしがあります。この夜に並べる料理を「年取り膳」や「年取り料理」と呼び、地域によってはおせち料理も大晦日のうちに食べ始めます。年越しそばと年取り膳の両方を食べる家庭も少なくありません。
大晦日にごちそうを食べるのは、昔は日没を一日の区切りとする考え方があり、大晦日の夜がすでに新しい年の始まりとみなされていたためです。年取り膳の中心になるのが「年取り魚」で、東日本では鮭、西日本ではブリを用意するのが一般的です。年取り魚の選び方や、正月用の魚をいつ買えばよいかは、12月の旬の魚の記事で詳しく紹介しています。

正月の支度の食べ物|餅つき・鏡餅・おせちはいつ用意する?
12月の後半は、正月の行事食を年内に仕込む期間でもあります。餅つき・鏡餅・おせちは、どれも食べるのは正月ですが、用意する日に縁起の決まりがあるのが特徴です。目安は12月28日までに餅と鏡餅を整え、おせちは28日から30日にかけて作る、という流れです。
正月の準備を始める日としては、12月13日の「正月事始め」も知られています。江戸時代、江戸城でこの日にすす払いを行ったことから、年末の大掃除を始める日として広まりました。このあとでは、餅つきと鏡餅の日取り、おせちの作り置きと買い出しの段取りを順に紹介します。
餅つきと鏡餅は28日までに|29日と31日を避ける理由
餅つきや鏡餅を飾る日は、12月28日がよいとされています。「八」が末広がりで縁起のよい数だからです。反対に29日は「九」が「苦」に通じることから「苦餅(くもち)」と呼んで避けられ、31日は正月の直前に慌ただしく用意する「一夜餅」「一夜飾り」として嫌われてきました。2026年の28日は月曜日なので、前日の日曜日に支度を済ませる家庭も多いでしょう。
ただし、地域によっては29日を「ふく」と読んで「福餅」とし、あえてこの日につくところもあります。28日に間に合わなければ30日に飾っても差し支えないとされ、決まりは絶対ではありません。昔は25日から28日のあいだに家で餅をつくのが一般的で、つきたての餅はのし餅にして切り分け、正月の雑煮用に取っておきました。
つきたての餅やのし餅は、長く置くなら1切れずつラップで包んで冷凍しておくと、正月のあいだも少しずつ使えます。
おせちの作り置きと買い出しの段取り
おせちは、正月三が日に台所に立たなくて済むよう、年内に作り置きしておく料理です。多くの品は日持ちするよう味を濃いめにつけてあり、作り始めは12月28日から30日にかけてが一般的です。黒豆や田作り、昆布巻きなど日持ちするものから先に作り、煮しめや酢の物など傷みやすいものは30日から31日に回すと、元日までおいしく保てます。
買い出しも同じ考え方で二回に分けると効率的です。乾物(黒豆・昆布・干ししいたけ)や冷凍できる魚介は12月の中旬から下旬の前半に、根菜や生の魚は値上がりや品薄を見越しつつ27日前後に買うのが目安です。おせちに使う根菜の選び方と保存は12月の旬の野菜の記事で紹介しています。
12月の行事食に関するよくある質問
- 12月の代表的な行事食は何ですか?
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冬至(2026年は12月22日)のかぼちゃと、大晦日の年越しそばが全国的な二大行事食です。このほか、事八日(12月8日)のお事汁、クリスマスのケーキとチキン、正月に向けた餅や鏡餅も12月の行事食に数えられます。
- 2026年の冬至はいつですか?
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12月22日(火)です。冬至は太陽の位置で決まるため、年によって12月21日か22日になります。かぼちゃやゆず湯の準備は、その年の日付を確かめてからにしましょう。
- 年越しそばは年が明けてから食べてもいいですか?
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年越しそばは大晦日のうちに食べ終えるのが一般的です。年を越してから食べたり、食べ残したまま年が明けたりすると縁起が悪いとする言い伝えがあります。なお、福島県の会津地方などには元日にそばを食べる地域もあります。
- 鏡餅はいつ飾るのがよいですか?
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12月28日がよいとされます。29日は「苦」に通じ、31日は「一夜飾り」になるため避けるのが一般的です。28日に間に合わない場合は30日に飾りましょう。大掃除を済ませてから飾ると、すっきりした気持ちで正月を迎えられます。
まとめ|12月の行事食で一年を締めくくる
12月の行事食は、乙子の朔日の川浸り餅、事八日のお事汁、冬至のかぼちゃと小豆、クリスマスのケーキとチキン、大晦日の年越しそばと年取り膳、そして正月に向けた餅と鏡餅。並べてみると、どれも「無事に年を越し、新しい年を迎える」ための食べ物でつながっています。
2026年は冬至が12月22日(火)、餅つきと鏡餅の目安が28日(月)、大晦日が31日(木)です。冬至と大晦日は「当日に食べる一品」、28日前後は「正月の仕込み」と分けておくと、年末の段取りが立てやすくなります。
すべての行事を祝う必要はありません。冬至にいとこ煮を一皿、大晦日に年越しそばを一杯。それぞれの意味を思い出しながら味わうことが、12月の行事食のいちばん確かな楽しみ方です。
