7月の旬の魚10選|夏本番に旨い種類と選び方・保存ガイド

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7月の旬の魚10選|結論と一覧表

7月は梅雨が明けて海水温が上がり、夏ならではの魚介が出そろう季節です。脂がのった夏アジや、関西の夏を彩るハモ、産卵を控えて旨みを蓄えたスズキなど、刺身でも焼き物でもおいしい魚が並びます。まずは結論として、7月に旬を迎える代表的な10種を一覧で確認しておきましょう。

7月の主役は「ハモ・夏アジ・スズキ・イサキ・キス」。さっぱり食べたい時期なので、刺身・塩焼き・南蛮漬けが活躍します。

7月の旬の魚 早見表(10種)

それぞれの特徴とおすすめの食べ方をまとめました。気になる魚から本文でチェックしてみてください。

魚介特徴おすすめの食べ方
ハモ夏を代表する白身。骨切りでふっくら湯引き・天ぷら
マアジ(夏アジ)脂がのって旨みが濃い刺身・なめろう
スズキ夏が旬の上品な白身洗い・塩焼き
イサキ初夏から夏に脂のり良好塩焼き・刺身
シロギス淡白で上品な白身天ぷら・刺身
カンパチ夏に身が締まる青背の高級魚刺身・漬け
アユ天然物のシーズン本番塩焼き
トビウオ低脂肪でさっぱり刺身・つみれ
カマス夏のアオカマスが旨い塩焼き・干物
イワガキ夏が旬の濃厚な貝生食・蒸し

なぜ7月は魚がおいしい?

7月は梅雨明け前後で海水温が一気に上がり、魚の活性が高まる時期です。エサをよく食べることで身に旨みがのり、夏アジやイサキのように脂が増す魚も少なくありません。

また、産卵期を控えて栄養をたっぷり蓄える魚もいます。スズキやカンパチは夏に身が充実し、刺身で食べると上品な甘みを感じられます。暑さで食欲が落ちやすい季節ですが、さっぱりした白身や酸味を効かせた料理なら箸が進みやすいのも魅力です。

氷の上に並んだ夏の魚介(ハモ・アジ・イワガキ)の明るいライフスタイル写真

7月の旬の魚①〜⑤|夏の主役

まずは7月の食卓で出番が多い、人気の5種を紹介します。白身から青背までそろっているので、料理に合わせて選んでみてください。

ハモ(鱧・夏の京料理の主役)

ハモは7月を代表する白身魚で、関西では祇園祭の時期に欠かせない食材として親しまれています。小骨が多いため、職人が「骨切り」をした切り身を選ぶのがポイントです。

湯引きにして梅肉でいただくと、ふっくらした身と上品な甘みが引き立ちます。天ぷらや椀物にしても、夏らしい涼やかな一皿になります。

骨切り済みのハモなら、家庭でも湯引きが手軽に楽しめますよ。

マアジ(夏アジ)

アジは一年を通して出回りますが、初夏から夏にかけての「夏アジ」は脂がのって旨みが濃いのが特徴です。スーパーでも手に入りやすく、価格も手ごろなので普段使いに向いています。

新鮮なものは刺身やなめろうに、火を通すなら塩焼きや南蛮漬けがおすすめです。青背の魚にはDHAやEPAといった脂質が含まれており、夏のたんぱく源としても重宝します。

スズキ(夏スズキ)

スズキは6〜8月が旬の白身魚で、特に夏は身が締まって上品な味わいになります。出世魚としても知られ、成長に合わせてセイゴ・フッコ・スズキと呼び名が変わります。

新鮮なものは氷水でしめる「洗い」にすると、コリッとした食感が楽しめます。塩焼きやムニエルにしても、淡白ながら旨みのある身を堪能できます。

イサキ

イサキは初夏から夏にかけて脂がのる白身魚で、6月から7月が食べごろです。梅雨の時期に旨くなることから、地域によっては「梅雨イサキ」とも呼ばれます。

うろこを取って塩焼きにすると、ジューシーで香ばしい仕上がりになります。鮮度が良ければ刺身でも、もっちりした食感と甘みを味わえます。

シロギス

シロギスは淡白で上品な白身が魅力の魚で、夏が旬です。釣りの対象魚としても人気があり、夏の海辺で親しまれています。

定番はやはり天ぷらで、サクッと揚げると身のふんわり感が際立ちます。新鮮なものは刺身や昆布じめにしても、繊細な味わいを楽しめます。

7月の旬の魚⑥〜⑩|真夏ならではの個性派

続いては、夏ならではの個性が光る5種です。青背の高級魚から、この時期だけの貝まで、食卓に変化をつけたいときに役立ちます。

カンパチ

カンパチは夏に身が締まる青背の高級魚で、ブリ・ヒラマサとともに「ブリ御三家」と呼ばれます。天然物は夏に旬を迎え、ほどよい脂と弾力のある食感が特徴です。

刺身や漬け丼にすると、こりっとした歯ごたえと上品な脂を味わえます。アラは煮付けにすると無駄なく楽しめます。

アユ(天然鮎)

アユは清流に棲む川魚で、6月の解禁を経て7月は天然物のシーズン本番です。スイカやキュウリにたとえられる独特の香りから「香魚」とも呼ばれます。

定番の塩焼きは、わたのほろ苦さと身の甘みのバランスが格別です。串に打って遠火でじっくり焼くと、香りよく仕上がります。

豆知識

アユは縄張りを持つ習性を利用した「友釣り」で獲られます。天然・養殖で香りや味わいが異なるので、食べ比べてみるのもおすすめです。

トビウオ(あご)

トビウオは海面を滑空することで知られる夏の魚で、低脂肪でさっぱりした味わいが特徴です。九州では「あご」と呼ばれ、上品なだしの原料としても有名です。

新鮮なものは刺身に、すり身にすればつみれや団子として汁物に活躍します。クセが少ないので、夏でも食べやすい魚です。

カマス

カマスは細長い体が特徴の魚で、夏は脂が少なくさっぱりした「アオカマス(ミズカマス)」が旬を迎えます。秋に旨くなるアカカマスと区別して覚えておくと便利です。

塩焼きにすると、ふっくらした白身の繊細な味わいが引き立ちます。干物にしても旨みが凝縮されておいしくいただけます。

イワガキ(番外編:夏が旬の貝)

魚ではありませんが、夏が旬の代表格としてイワガキも外せません。冬が旬のマガキと違い、イワガキは夏に身が大きく濃厚になります。

レモンを搾って生食すると、クリーミーで濃い旨みを堪能できます。生食用と表示されたものを選び、鮮度に注意していただきましょう。

7月の旬の魚を選ぶときのチェックポイント

せっかく旬の魚を買うなら、鮮度の良いものを選びたいところです。丸ごと一尾でも切り身・パックでも、見るべきポイントを押さえれば失敗しにくくなります。

目のにごり・透明感を見る

一尾まるごとの魚は、まず目をチェックします。黒目がはっきりして澄んでいるものが新鮮で、白く濁って落ちくぼんでいるものは鮮度が落ちています。

気温の高い夏は鮮度が落ちやすいので、目の透明感は特に分かりやすい目安になります。

エラの色と腹のハリ

エラぶたを開いたとき、エラが鮮やかな赤色をしているものが新鮮です。茶色っぽく変色しているものは時間が経っています。

あわせて、お腹に弾力とハリがあるかも確認しましょう。指で軽く押して身が締まっているものを選ぶと安心です。

パック魚の場合のチェック

切り身やサクで買うときは、身の色とドリップ(赤い汁)を見ます。白身は透明感があり、赤身はくすんでいないものが新鮮です。

パックの底に汁が多くたまっているものは避けるのが無難です。表示の消費期限と「生食用・加熱用」の区別も忘れずに確認しましょう。

7月の旬の魚をおいしく食べる調理のコツ

暑い時期は、さっぱり食べられる調理法が活躍します。素材の良さを活かす方法と、食欲が落ちたときでも進む味付けを知っておくと便利です。

刺身・塩焼きで素材を活かす

鮮度が良い魚は、刺身でシンプルに味わうのが一番です。夏アジやカンパチ、スズキの洗いなど、冷やしていただくと暑い日でもさっぱり食べられます。

白身魚は塩焼きもおすすめです。焼く30分ほど前に塩を振っておくと、余分な水分が抜けて旨みが引き立ちます。

さっぱり食べる南蛮漬け・マリネ

食欲が落ちやすい真夏には、酸味を効かせた南蛮漬けやマリネが役立ちます。アジやキスを揚げて漬け込めば、冷やして作り置きもできて便利です。

お酢には食材をさっぱりさせる働きがあり、暑い時期の常備菜にぴったりです。野菜と一緒に漬ければ栄養バランスも整います。

保存のコツ(冷蔵・冷凍)

すぐに食べない場合は、正しく保存して鮮度を保ちましょう。冷蔵なら、水気をふき取ってキッチンペーパーで包み、ラップして数日のうちに使い切ります。

STEP
下処理する

うろこ・内臓を取り、水気をしっかりふき取ります。

STEP
小分けにする

1回分ずつラップで包み、空気が入らないようぴったり密着させます。

STEP
急速冷凍する

金属トレーにのせて冷凍庫へ。冷凍後は2〜3週間を目安に使い切りましょう。

夏場は買い物から帰宅までの時間も鮮度に影響します。保冷剤や氷を使い、できるだけ早く冷やすことを意識しましょう。

7月の旬の魚 よくある質問

7月に一番おすすめの魚は何ですか?

迷ったら夏アジがおすすめです。手に入りやすく価格も手ごろで、刺身でも焼いてもおいしくいただけます。特別感を出したいなら、夏の白身の主役であるハモも候補になります。

ハモの骨切りは家でもできますか?

専用の包丁と技術が必要なため、家庭では難しい作業です。鮮魚店やスーパーで骨切り済みの切り身を選べば、家庭でも湯引きや天ぷらを手軽に楽しめます。

夏の魚は刺身でも大丈夫ですか?

「生食用」と表示された鮮度の良いものを選び、低温を保てば刺身でいただけます。気温が高い時期は傷みやすいので、購入後は早めに冷やし、当日中に食べきると安心です。

まとめ:7月は真夏ならではの旨い魚を楽しもう

7月は梅雨明けとともに、夏ならではの魚介が出そろう季節です。ハモやイワガキのように夏が旬の食材から、脂がのった夏アジまで、選択肢が豊富にそろいます。

7月の旬は「ハモ・夏アジ・スズキ・イサキ・キス」が主役。鮮度を見極めて、刺身や南蛮漬けでさっぱり楽しみましょう。

選ぶときは目の透明感やエラの色をチェックし、暑い時期は保存にも気を配るのがポイントです。前の月の旬や、同じ7月が旬の野菜もあわせてチェックすると、夏の食卓づくりがぐっと豊かになります。

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