子どもの頃によく食べた「ヤンヤンつけボー」を久しぶりに探したら、近所のお店で見つからなかった。そんなとき「もしかして生産終了した?」と気になった人も多いのではないでしょうか。
この記事では、ヤンヤンつけボーの中身と食べ方の基本から、「売ってない」と言われる理由、値段やカロリー、名前が変わってきた歴史、買える場所の探し方までをまとめました。余ったクリームの使い道など、もっと楽しむコツも紹介します。
先に結論をお伝えすると、ヤンヤンつけボーは生産終了しておらず、明治の商品として今も販売されています。見つからないのは、取り扱う店舗が限られていることが主な理由です。
ヤンヤンつけボーとは?中身と食べ方の基本
ヤンヤンつけボーは、株式会社明治が販売しているチョコレート菓子です。カップの中にスティック状のクラッカーとクリームが入っていて、スティックをクリームにつけて食べるのが特徴です。お菓子を「つくりながら食べる」楽しさがあり、1979年の発売から40年以上続くロングセラー商品になっています。
スティック・クリーム・トッピングの3点セット
1つのカップは、細長いクラッカーのスティック、なめらかなクリーム、カラフルなトッピングの3つに区切られています。食べ方はシンプルで、次の順番が基本です。
- フタをはがし、スティックを1本取り出す
- スティックの先をクリームにつける
- クリームがついた部分をトッピングにつけて食べる
クリームを先につけるのがポイントです。クリームが接着剤の役割をするので、トッピングがしっかりくっつきます。スティックを直接トッピングにつけても、ほとんどつかずに落ちてしまいます。
クリームは、定番のチョコクリームのほかに、いちごクリームの「いちご味」もあります。どちらもスティックとトッピングがセットになっていて、食べ方は同じです。
スティックに印刷されたクイズも楽しみのひとつ
ヤンヤンつけボーのスティックには、1本ずつクイズが印刷されています。食べる前に問題を読み、答えを考えてから口に運ぶという遊び方ができるのも、長く親しまれてきた理由のひとつです。
明治のお菓子紹介サイト「キッズおかしランド」では、全12種類のパッケージで、1月から12月にまつわる「知って楽しい日本の一年クイズ」が記載されていると案内されています。どのパッケージに当たるかは開けてみるまでわからないので、違う月のクイズを集める楽しみもあります。

ヤンヤンつけボーは生産終了?「売ってない」と言われる理由
「ヤンヤンつけボー 生産終了」と検索されることが多いのですが、生産終了の発表は出ていません。それでも「最近見かけない」と感じる人が多いのには、いくつかの理由があります。
現在も明治の商品として販売されている
明治の公式サイトの商品情報には、「ヤンヤンつけボー 48g」と「ヤンヤンつけボー いちご味 48g」が掲載されています(2026年9月時点)。いちご味は2022年5月17日に全国で発売された商品で、定番のチョコ味に加わる形でラインナップが増えています。
また明治は、11月11日を「ヤンヤンつけボーの日」として制定し、2021年に日本記念日協会の認定を受けています。記念日を設けてブランドを盛り上げていることからも、終売に向かっている商品ではないことがわかります。
「なくなった」と感じやすい3つの理由
販売が続いているのに見つかりにくいのは、次のような事情が重なっているためです。
(1) 取り扱う店舗が限られている
お菓子売り場の棚は限られていて、どの商品を置くかは店舗ごとに決まります。ヤンヤンつけボーはどの店にも必ずある定番品というわけではなく、同じチェーンでも店舗によって置いていないことがあります。
(2) 海外の工場でつくられている
ヤンヤンつけボーは、シンガポールにある明治のグループ会社「メイジセイカ・シンガポール」で製造されています。海外から運ばれてくる商品なので、入荷のタイミングによっては一時的に棚から消えることがあります。2020年ごろに店頭で見かけにくくなった時期があり、そのときに「生産終了したのでは」という声が広まったとする記事も多く見られます。
(3) 名前やパッケージが変わってきた
後で紹介するように、ヤンヤンつけボーは発売以来、商品名やパッケージのデザインが何度か変わっています。昔の見た目のイメージで探すと、売り場にあっても気づかないことがあります。
「近所で見かけない=生産終了」ではありません。置いている店を探すか、通販を使えば今も買えます。
ヤンヤンつけボーの値段・カロリー|いちご味との違い
ヤンヤンつけボーの内容量は、チョコ味もいちご味も1個48gです。値段は、以前は220円(税抜)前後が目安でしたが、明治は2022年以降に複数回の価格改定を行っていて、今は当時より高くなっています。実際の売値は店舗によって違い、税込250円前後で見かけることが多くなりました。同じ商品でも、スーパーやドラッグストアの特売、通販の箱買いで1個あたりの値段が変わるので、よく買うなら売り場ごとに比べてみましょう。
カロリーと栄養成分は、1個(48g)あたりで次のとおりです。
| 項目(1個48gあたり) | ヤンヤンつけボー(チョコ) | ヤンヤンつけボー いちご味 |
|---|---|---|
| エネルギー | 259kcal | 260kcal |
| たんぱく質 | 3.2g | 2.3g |
| 脂質 | 14.3g | 14.4g |
| 炭水化物 | 29.3g | 30.3g |
| 食塩相当量 | 0.3g | 0.3g |
| クリーム | チョコクリーム | いちごクリーム |
2つの味でカロリーはほとんど変わりません。1個でおよそ260kcalあるので、子どものおやつにするなら、1回に1個を食べきるくらいを目安にして、食事の量とのバランスを見てあげるとよいでしょう。兄弟や友達と分けて食べるのもひとつの方法です。
ヤンヤンつけボーの歴史|1979年発売から名前が変わるまで
ヤンヤンつけボーは1979年(昭和54年)に発売されました。今の名前になるまでには、次のような変遷があります。
| 年 | 商品名 | できごと |
|---|---|---|
| 1979年 | ヤンヤン(yan yan) | スティックをクリームにつけて食べるお菓子として発売 |
| 1987年 | ウッドペッカーヤンヤン | キャラクターを冠した商品名に変更 |
| 1989年 | ヤンヤンつけボー | 現在の商品名に変更 |
| 2021年 | ヤンヤンつけボー | 11月11日が「ヤンヤンつけボーの日」として認定 |
| 2022年 | ヤンヤンつけボー いちご味 | いちご味が全国発売 |
発売当初の名前は「ヤンヤン」でした。「つけボー」という名前が加わったのは1989年で、スティック(棒)をクリームにつけて食べるという特徴が、そのまま商品名に表れています。昭和の終わりから平成のはじめに子ども時代を過ごした人にとっては、「ウッドペッカーヤンヤン」の名前のほうがなじみがあるかもしれません。
11月11日が記念日に選ばれたのは、スティック状のクラッカーの形が数字の「1」に似ているためです。「1」が4つ並ぶ日付を、スティックが並んでいる様子に見立てています。
海外でも「Yan Yan」という商品名で販売されていて、日本で知られている姿とは味やパッケージが異なる商品もあります。日本発のお菓子が、シンガポールの工場を拠点に各国へ広がっているのは意外な豆知識ではないでしょうか。
ヤンヤンつけボーはどこで売ってる?買える場所と探し方
ヤンヤンつけボーは特定の地域だけで売られている商品ではありません。ただし取り扱いは店舗ごとに違うので、探す場所を絞ると見つけやすくなります。
スーパー・コンビニ・ドラッグストア
店頭で探すなら、お菓子の品ぞろえが多い大型スーパーやドラッグストア、ディスカウントストアが狙い目です。売り場では、板チョコの棚よりも子ども向けのお菓子や知育菓子が並ぶコーナーに置かれていることが多いので、その周辺を見てみましょう。
コンビニは棚の数が少なく、季節の新商品で入れ替わりやすいため、置いている店とそうでない店の差が大きくなります。見つからないときは、店員さんに「明治のヤンヤンつけボーを取り寄せできますか」と聞いてみるのもひとつの方法です。取り寄せに対応しているかどうかは店舗によって異なります。
イオンのネットスーパーなど、スーパーの宅配サービスで取り扱いがある場合もあります。近くの店舗の在庫を確認できるサービスなら、出かける前にチェックしておくと無駄足になりません。
通販でのまとめ買いと海外版「Yan Yan」
確実に手に入れたいなら、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの通販が便利です。お菓子の卸問屋の通販ショップでは、10個入りの箱単位で販売されていることが多く、子ども会やイベントで配るときにも使えます。
通販を利用するときは、次の点を確認しておくと安心です。
- 1個あたりの価格(送料を含めると店頭より割高になることがある)
- チョコ味かいちご味か、入り数はいくつか
- 暑い時期はクール便などの配送方法を選べるか
- 日本向けの商品か、海外向けの輸入品か
輸入食品を扱う店や通販では、海外で売られている「Yan Yan」を見かけることがあります。日本版とは味の種類やパッケージの表記が異なる場合があるので、原材料や表示内容を確認してから購入しましょう。
ちなみに、チョコレート菓子の新しい選択肢として、カカオを使わずにチョコの風味を再現したお菓子も登場しています。気になる人はこちらもあわせてどうぞ。


ヤンヤンつけボーをもっと楽しむ食べ方とアレンジ
ヤンヤンつけボーは、スティックとクリーム・トッピングの量がちょうど合うように入っています。それでも食べ方によっては、クリームやトッピングが余ったり、途中で足りなくなったりしがちです。最後までおいしく食べきるコツと、余ったときの使い道を紹介します。
最後までバランスよく食べるコツ
クリームが途中でなくなってしまう原因の多くは、最初の数本でたっぷりつけすぎることです。スティックの先から2〜3cmくらいを目安に、薄くつけると、最後の1本まで残りやすくなります。
クリームの中央から使うと、カップの端に残ったクリームがすくいにくくなります。手前の端から順番に使っていくと、きれいに食べきれます。トッピングも同じで、一か所にスティックを押しつけると粒が偏るので、カップの中で少しずつ場所を変えてつけましょう。
暑い部屋ではクリームがやわらかくなり、スティックにつけたときに垂れやすくなります。反対に寒い場所ではクリームがかたくなり、つけにくくなります。食べる前に室温に置いておくと、つけやすいかたさになります。
クリームやトッピングが余ったときの使い道
スティックを食べ終わったのにクリームが残ったときは、家にあるものにつけて楽しめます。
- クラッカーやビスケットにつける
- 小さく切ったバナナやいちごにつけて、トッピングをまぶす
- トーストした食パンの耳を細く切ってスティック代わりにする
バナナにチョコをつけて楽しむなら、お祭りの屋台でおなじみのチョコバナナを家でつくるのもおすすめです。チョコをきれいにコーティングするコツはこちらで紹介しています。

一度開けたヤンヤンつけボーは、フタを戻しても密閉できません。スティックが湿気を吸うとサクッとした食感が落ちるので、開けたらその日のうちに食べきるのが基本です。未開封のものは、直射日光や高温多湿を避けて保存し、パッケージに書かれた期限までに食べましょう。

よくある質問
- ヤンヤンつけボーは本当に生産終了していないのですか?
-
生産終了の発表は出ておらず、明治の公式サイトにはチョコ味・いちご味の2種類が掲載されています(2026年9月時点)。近くのお店で見かけない場合は、取り扱いのない店舗である可能性が高いので、別の店舗や通販を探してみてください。
- ヤンヤンつけボーはどこの国でつくられていますか?
-
シンガポールにある明治のグループ会社「メイジセイカ・シンガポール」で製造されています。日本のメーカーの商品ですが、海外の工場でつくられて日本に届けられています。
- 「ヤンヤンつけボーの日」はいつですか?
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11月11日です。スティック状のクラッカーの形が数字の「1」に似ていることから明治が制定し、2021年に日本記念日協会の認定を受けました。
- ヤンヤンつけボーは1個何カロリーですか?
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1個(48g)あたり、チョコ味が259kcal、いちご味が260kcalです。栄養成分の詳細は商品パッケージでも確認できます。
- 開けたヤンヤンつけボーを残しておいてもいいですか?
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フタを戻しても密閉できないため、スティックが湿気を吸って食感が落ちやすくなります。開けたらその日のうちに食べきるのがおすすめです。一度に食べきれない場合は、友達や家族と分けて食べるとよいでしょう。
まとめ|ヤンヤンつけボーは今も買えるロングセラー
ヤンヤンつけボーは、1979年に「ヤンヤン」として発売され、1989年に今の名前になった明治のロングセラー菓子です。生産終了の噂がありますが、公式サイトには現在もチョコ味といちご味が掲載されていて、販売は続いています。見かけにくいのは、取り扱う店舗が限られていることや、シンガポールでつくられた輸入品で入荷が途切れることがあるためです。
探すときは、お菓子の品ぞろえが多いスーパーやドラッグストアの子ども向けお菓子コーナーを見て、見つからなければ通販を使いましょう。1個48gで約260kcalあるので、おやつとしては食べる量を決めて楽しむのがおすすめです。スティックのクイズを読みながら、クリームは先から薄くつけると最後まで食べやすくなります。
ヤンヤンつけボーは生産終了していません。近所で見つからなければ、売り場を変えるか通販で探してみてください。11月11日の「ヤンヤンつけボーの日」に、家族で食べてみるのもおすすめです。
